今季のNASCARスプリントカップ・シリーズの開幕戦となるデイトナ500は27日、雨天延期となった決勝レースが行われ、2時間の中断を挟む大混乱の展開の中、マット・ケンセスが優勝を飾った。

 伝統のデイトナ500は、当初26日に決勝レースが行われる予定だったが、雨のためのディレイを経て、史上初めて27日に延期。しかし、27日の朝にふたたび雨が降り始め、急遽ナイトレースに変更。午後7時にスタートが切られることになった。

 レースは序盤から波乱続きの展開となり、2周目にジミー・ジョンソンのシボレーが引き金となりマルチクラッシュが発生。スプリントカップデビューとなるダニカ・パトリックもこのクラッシュに巻き込まれた。

 さらに、160周目にはイエローコーション下でコースを乾かすジェットブロワーが出動していたが、アンダーコーションでピットアウトし、集団に追いつこうとしたファン-パブロ・モントーヤのマシンにミッショントラブルが発生。バイブレーションに見舞われたモントーヤはスピンを喫し、走行していたジェットブロワーに激突。激しい炎に包まれた。

 ダメージを受けたモントーヤのマシンよりも大きな炎に包まれたのは、燃料を満載していたジェットブロワー。この火災の処理のため赤旗が提示され、2時間5分もの間レースは中断。このアクシデントによる怪我人はいなかった。

 レースは再開後も終盤にかけてマルチクラッシュが複数回発生。最終的にグリーン/ホワイトチェッカーでレースは終了し、ケンセスが2回目のデイトナ500優勝を飾ることとなった。レース終了時、時刻は現地時間の午前1時だった。

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