ローラ・カーズは15日、2012年に向けてIRLがプランを募っているインディカー・シリーズ用のシャシー案を公開した。デザインは1案で、空力パーツの交換によって、さまざまなバリエーションの外観を実現しているという。
ローラはすでにIRLの新シャシー案に名乗りを上げているが、イメージ図を公開したのはダラーラ、スウィフト、デルタウイングに続き4社め。ローラB12/00、もしくはB12/01と名付けられた案は、ひとつのシャシーでふたつのエアロパッケージを実現。さらにインディライツ用のシャシーにも転用ができるため、インディライツに参戦するチームが容易にステップアップを実現できるという。
この“デュアル・ボディスタイル”というコンセプトは、1枚目のイラストがその比較図となっており、ノーズ上面の形状、フロントウイング/エンドプレートの形状、ミラー、ロールフープ、ドーサルフィンの形状、リヤウイング、そしてローラが安全性向上のために導入したリヤホイールプロテクションにそれぞれ異なる形状を用意。チームはパーツを選択しマシンを仕上げることになるが、これらのパーツを変更したことによってアドバンテージが生まれることはないという。
他のメーカーのプラン同様、ローラではレース中の後続車に対する空力の影響を最小限に留めるなど、このB12/00によってエキサイティングなレースが実現されると語る。また、安全性についてもホイールプロテクションをはじめ、ローラのこれまでの技術がすべて投入されるとしている。
また、ローラではB12/00を生産する場合、アメリカにローラUSAを設立、IRL側が要求するアメリカ国内での雇用促進にも対応するという。
