バレンシアでのF1合同テストに参加し、BMWザウバーと新たなスタートを切ったペドロ・デ・ラ・ロサが、C29でフェラーリに次ぐ2番手タイムをマークした後、走り出してわずかの時間でマシンの素性のよさがわかり、このチームを選んだのは正解だったと考えたと述べた。
「最初の数周の間は、走っていていい感触をつかめるまでどれぐらいかかるんだろうと思い、少し心配だったが、びっくりするぐらい短い時間ですべてがノーマルな感じに戻った」とデ・ラ・ロサはコメントした。
「ほんの少し乗っただけで、この素晴らしいチームでカムバックしようと決めた自分の決断は正しいものだったと確信することができた。マシンの素性はよく、とてもドライブしやすかった。最初にマシンに乗ったときにこう感じられるのは、とてもいい兆候なんだ」
「他のチームと比べて僕らがどれぐらい速いのかは、もう少したたないと分からないけれど、僕自身が感じたところでは、このマシンは完全に新しいものだが、細部の出来上がりを見てとてもいい印象を受けた。ヒンウィルのスタッフはとてもいい仕事をしたね」
テスト最終日にも2番手タイムを出して、3日間総合で、フェラーリ勢とチームメイトの小林可夢偉に次ぐ4番手となったデ・ラ・ロサだが、テストのタイムはあてにはならないと、他チームと同じ見方を強調している。
「他のチームとタイムを比べても意味はない。彼らがどんな作業をやっているのか分からないわけだからね。でも自分自身、自分が抱いていた期待、過去に乗ったマシンとの比較ならできる。基本的に自分たちのデータベースと比較することになるが、その結果、昨日(1日)は満足できた。2009年にここに来た時に去年のマシンがどうだったのか、チームはよく分かっている。それと比較して、今回のテストはとてもポジティブだった」
「もちろん、僕らは他のチームと同様に、いろいろな燃料量で走ってみた。大量の燃料を積んだ状態は未知なので、これに慣れることに重点を置いた。もうKERSはないから、重量配分を好きなようにできる。一方ドライバーとしては、重いマシンをドライブすることに慣れる必要があるし、そういうマシンの状態で速くするには何を変える必要があるのかを理解しなければならない」
