ヤルノ・トゥルーリが、来季ロータス・レーシングのシートをブルーノ・セナに明け渡すのではないかとのうわさを否定した。
先月末、今季HRTでF1デビューを果たしたセナが2011年に向けてロータスと交渉しており、移籍が決まればトゥルーリがチームを離れるのではないかとの報道がなされた。また、トゥルーリがブラジルGP前にアメリカに行ったことで、NASCARへの転向のためにチームと交渉しにいったとの推測も出てきた。
しかしトゥルーリはすべてうわさにすぎないと発言したと、autosport.comが報じた。
「皆作り話をしているようだ。僕がNASCARでレースをするなどというのはうわさにすぎない」というトゥルーリの発言をAutosprint誌が伝えた。
「ブラジルの前にマイアミに行ったのは、(ファン-パブロ・)モントーヤに会って、僕らの名前が入ったオーデマ ピゲの時計を交換するためだった」
「将来については落ち着いた気持ちでいるよ。2011年のプロジェクトに(マイク・)ガスコインの意向ですでにかかわっているからね」
トゥルーリのマネージャー、ルチオ・カボート氏はセナのマネジメントを批判している。
「これはセナがふれ回っているうわさに過ぎない。私が知る限り、彼は今年ヒスパニアに対する金銭的義務を果たすことにすら苦労しているではないか」