上位4チームとマクラーレン・ホンダをあわせた計5チームの記録から読み解く2015年のF1。最初は純粋な速さが求められる予選でのチームメイト対決を振り返ります。

 今季19戦中18戦でポールポジションを獲得したメルセデスAMGは、ルイス・ハミルトンがチームメイトに12勝してポールポジショントロフィーも獲得しました。ハミルトンは第5戦のスペインでニコ・ロズベルグに一度ポールの座を明け渡したものの、それ以外はイタリアまでポールを独占し続けました。しかし、謎の失速劇に陥ったシンガポール以降は、ロズベルグに6戦連続でポールを奪われ、レースでもチャンピオン決定以降のラスト3戦は3連敗で今シーズンを終えることなりました。

 コンストラクターズ2位につけたフェラーリは移籍1年目のセバスチャン・ベッテルが15勝とキミ・ライコネンを圧倒。タイム差もチャンピオンコンビながら僅差の戦いは少なく、ライコネンがベストグリッドの2番手を獲得したイタリアでは決勝のスタートを失敗するというミスもありました。
 ウイリアムズはバルテリ・ボッタスが11勝とかろうじてフェリペ・マッサを上回りましたが、前半戦はほぼイーブン。ただ、FW37の開発がストップした後半戦ではフォース・インディアやトロロッソ勢の活躍にも押され、マッサのリザルトが落ち込んでいます。

 この一年、エンジン問題に翻弄されたレッドブル勢は撤退発言などもあってドライバーも心理面で影響を受けてきました。ルノー\bPUのパフォーマンス向上もほとんど感じられず、ダニエル・リカルドとダニール・クビアトのふたりは厳しい戦いを強いられましたが、低速コースを中心に速さを披露しました。
 マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが7勝ずつでイーブンとなっていますが、予選に出走できなかったり、途中でトラブルに見舞われたりと内容は散々。ベストグリッドもアロンソの11位(アメリカGP)と、最後までQ3入りは果たせませんでした。

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