NASCAR NATIONWIDE SERIES
第8戦 Aaron's 312
開催日:5月5日
ジョーイ・ロガーノがタラデガで念願の初勝利
トヨタは1-2フィニッシュでNASCAR通算200勝達成
5月5日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第8戦「Aaron's 312」がタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。
タラデガでのネイションワイド・シリーズでは、昨年カイル・ブッシュが勝利。ジョーイ・ロガーノとジョー・ネメチェクが2位、3位で続き“トヨタ カムリ”は1-2-3フィニッシュ。また、ロガーノは初出場の2009年に3位、2010年と2011年は2位と、3戦連続でのトップ3フィニッシュを続けている。
雨のために3日(木)に予定されていた練習走行が4日(金)に延期。このために予選はキャンセルとなり、規定に則りオーナーポイント順でグリッドが決定。ジョーイ・ロガーノが4番手、カイル・ブッシュが12番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。
5日(土)午後2時48分、2.66マイルスーパースピードウェイを117周(311マイル:約500km)して競われる決勝レースがスタート。
序盤はKy.ブッシュが、実兄であり前戦自らのチームに初優勝をもたらしたカート・ブッシュ(今大会はシボレーで出場)とのペア、ケニー・ウォレスが実兄のマイク・ウォレス(シボレー)との、共に兄弟ペアで上位争いを展開。ロガーノやネメチェクらも加わったバトルは、3ワイドでめまぐるしく順位を入れ替えることとなった。
1回目のイエローコーションを挟んでの29周目、3ワイドの中央列でK.ウォレスに続いていたスコットが、後続から接触されてバランスを崩し、壁にクラッシュ。無念のリタイア。
その後もロガーノ、Ky.ブッシュ、K.ウォレス、ネメチェクらが順位を入れ替えながら、タラデガならではの超接近戦を繰り広げた。
107周目にマイク・ブリスがクラッシュ。再スタートが切られてすぐに再びスピンした車両によりイエローコーション。レースは“グリーン・ホワイト・チェッカー”で116周目にKy.ブッシュとネメチェクが最前列に並んでの再スタートとなったが、バックストレートで、その後方2位以下の集団で多重クラッシュが発生。エリック・マクルーアがハイスピードでイン側の壁にクラッシュし、レースは赤旗中断となった。
19分の中断の後、レースが再開され、121周目に2度目の”グリーン・ホワイト・チェッカー”で再スタート。Ky.ブッシュとネメチェクが最前列、先の多重クラッシュのまっただ中にいながらも間一髪で避けたロガーノが3位と、昨年トップ3フィニッシュを果たした3台の“トヨタ カムリ”が上位を占めての再スタートとなった。
首位のKy.ブッシュはイン側から、スプリント・カップ・シリーズでのチームメイトであるロガーノを従えて首位をキープ。ネメチェクはアウト側から若干スタートで出遅れたところで、他車に接触されてタイヤをパンク。後退してしまった。
Ky.ブッシュとロガーノのペアに、コール・ウィット(シボレー)とリッキー・ステンハウス・Jr.(フォード)のペアが追いすがり、4台が団子状態でファイナルラップまでバトルを継続。最終コーナー立ち上がりでロガーノがアウトへとラインを変え、Ky.ブッシュに並ぶと、2台はサイド・バイ・サイドのままチェッカーへ。わずか0.034秒差でロガーノがレースを制し、念願のタラデガでの初勝利を飾ることとなった。Ky.ブッシュは2位に入り、“トヨタ カムリ”は1-2フィニッシュ。
トヨタにとっては、2004年にキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ(当時はクラフツマン・トラック・シリーズ)でNASCARトップ3カテゴリーへの参戦を開始して以来、通算200勝目(スプリント・カップ・シリーズ42勝、ネイションワイド・シリーズ67勝、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ91勝)となる記念すべき勝利となった。
次戦第9戦は5月11日(金)、ダーリントン・レースウェイで行われる。
ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「ここタラデガでヴィクトリーレーンに立つことができ、本当に嬉しい。また、これはトヨタにとっての200勝目でもあり、非常に大きな勝利だ。チームは私に素晴らしい“トヨタ カムリ”を用意してくれた。最後はカイル(ブッシュ)を押す状態で、後方をミラーで確認していた。ファイナルラップの最終コーナーでミラーを見て、(首位を争っていた)後続2台との差が十分あることを確認し、後はパッシングのタイミングを計るだけだった。本当にエキサイティングなフィニッシュだった」
