1992年のF1ワールドチャンピオンで、現役時代にはロータスで過ごした経験を持つナイジェル・マンセルが、ロータス・カーズが進める125シングルシーターのアンバサダーと開発を務めることとなった。

 マンセルは、ロータスが制作するF1譲りのシングルシーターマシン、T125の開発を務めるため、今週にはアブダビですでにアンバサダーに任命されているジャン・アレジ、そしてジェームス・ロシターとともにタイプ125のステアリングを握ることになる。

「ロータスに戻ることは、私にとってさまざまなことを思い出させる」とマンセル。「私はいつもロータス、そしてコリン・チャップマンに感謝してきた。チャップマンには大いにインスピレーションを受けたし、第2の父のようだった」

「私はロータスの市販車、そしてレースカーが開発されるのを関心を持って見てきた。今、私はロータスに戻ってくることができて嬉しいし、ロータスがトップレベルのモータースポーツに戻ってくることが嬉しい」

「ロータスはT125を制作することで、カスタマーにF1を操作する興奮を届けることができるはずだ」

 すでにロータス125はバレルンガでアレジ、ロシターの手でシェイクダウンが行われており、「すごくフィーリングが良かったし、ドライビングを楽しむことができた」とアレジは感想を語っている。

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