2011年F1スペインGPの金曜プラクティスで、ルノーのニック・ハイドフェルドは1回目8位/2回目10位、ビタリー・ペトロフは1回目11位/2回目12位だった。
■ロータス・ルノーGP
ニック・ハイドフェルド フリー走行1=8位/2=10位
今日興味深かったのは、ピレリの新しいスーパーハードタイヤだね。これまでの金曜の中で少し経験できていたものの、本格的に使ってはいなかったのだが、僕の期待通りには全く機能してくれなかった。このタイヤは1周アタックではもちろんだが、ロングランでもおそろしく遅い。他のタイヤ、そして今までのハードタイヤとの決定的な違いはここにある。良かった点は、いくつか新しいことを試し、パフォーマンス向上のためにいくつか異なる局面で試せたことだ。セットアップ作業も行い、役に立った。前進できていると思うが、今日学んだこと、そして明日のP3と予選に向けてどの部分を改善させていく必要があるかをこれから的確に分析する必要がある。
ビタリー・ペトロフ フリー走行1=11位/2=12位
良かった点は、両セットのタイヤで多くの周回をこなし、テストをできたこと。おかげで多くの役立つデータを収集できたし、これこそが今日の走行の目的だった。一方で、KERSのポテンシャルをフルに使用できなかったためかなりタイムをロスした。少しフラストレーションがたまったね。僕のクルマがパワーの面で不利であるだけでなく、KERSはブレーキングにも大きな影響があるので、これに対応するためにブレーキバランスの作業を行う必要があった。でも僕は楽観しているし、明日何が起きるか楽しみにしている。
