PR活動が忙しすぎると訴えたルイス・ハミルトンに対し、マクラーレンチームは今週の予定をキャンセルして休みを与えた。
ハミルトンはイギリスGP前に、マクラーレンから課せられるスポンサー仕事がハードすぎると不満をもらしていたが、レース後、今週の仕事がキャンセルされたことを認めた。
「月曜と火曜には仕事があったんだけど、『いやだ。1週間イギリスにいる間、ずっとすごく忙しかったじゃないか』と言ったんだ」とハミルトンが述べたとguardian.co.ukが伝えている。
「その後、水曜にはインドに日帰りで行く予定だった。ラッキーなことにそれはキャンセルになった。よかったよ。何日かひとつの場所にいてトレーニングをしたり次のレースに向けて気持ちを整えたりできる。家に帰ってリラックスしてテレビが見れるなんて最高だ」
マクラーレンの関係者によると、ハミルトンはボーダフォンのCM撮影のために水曜にインドに行く予定になっており、ヒースローから飛行機に乗るため、月曜にチームのファクトリーでシミュレーターに乗ることになっていたという。しかしインド行きとともにウォーキングのファクトリー訪問もキャンセルされたということだ。
マクラーレンはF1の中で最もスポンサーが多いチームで、そのためにハミルトンとジェンソン・バトンはPR活動に追われている。
ふたりはスポンサー活動に年間50日を割かなければならないとみられており、イギリスGPの前には1日に3つか4つのイベントを抱えていたともいわれている。
マクラーレンのふたりは、フェラーリのドライバーたちの2倍、レッドブル・レーシングのドライバーたちの3倍のスポンサー仕事をしていると予想される。
イギリスGPの前に、ハミルトンは疲労を訴え、マクラーレンとの再契約の際には、スポンサー仕事の日数を大幅に減らすことを提案すると述べた。
「僕を働かせることができる日数がどれだけ減るか知ったら彼らはショックを受けると思うよ。仕事量を大幅に減らすつもりだ。疲れ果てて燃え尽きてしまいかねない」
チームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュは、問題を認識しており、「彼が望んでいたのを知っていたから、ドイツの前に休みを与えた。8月には長い休みもある」と述べている。
一方、バトンは今週もチームとの作業を続け、シミュレーターに乗るということだ。
「水曜と木曜にシミュレーターに乗る」とバトン。
「(イギリスGPは)タフな週末だった。でも僕らは強いチームだし、きっと挽回する。フェラーリがコンペティティブで、いい週末だった。僕らは今日はレッドブルより速かったと思う。差は小さくなかった。彼らを追っている時、1周あたりコンマ5秒以上差を縮めていたんだ。予選が僕らの弱点で、そのせいで劣勢になった」
