マクラーレンのルイス・ハミルトンは、この2戦であまりにも多くのポイントを失ってしまったが、タイトル争いをする上でこれ以上獲れるはずのポイントを失っていてはいけないと述べた。
ハミルトンは、オーストラリアではレース中に1回多くピットインしたことで表彰台のチャンスを失った。マレーシアでは予選の戦略ミスでQ1落ちを喫し、そこから追い上げを見せたものの、6位フィニッシュにとどまっている。
「過去2戦で僕はいいところを見せられたと思う」とハミルトンはデイリー・メールに対してコメントした。
「かなりさかのぼっても、この2戦ほどすごいレースはなかったと思うよ。(マレーシアで)20番グリッドから6位になったけれど、これ以上の結果は望めなかった。ただ、僕らにはこんなレースをしている余裕はない」
「もっと上位グリッドからスタートしたら、かなりレースが楽になる。やるべき仕事が減るからね。僕らはすごい仕事をしたけれど、もっと楽にできるはずだ」
「うまくやれれば、びっくりするぐらいのパフォーマンスが発揮できるだろう。今週末、予選でドライになっていたら、グリッド2列目までにはつけられていただろう。今回、僕らには勝利と選手権を狙えるだけの速さがあるということが分かったので、チームをプッシュしなければならない。この2戦でとても多くのポイントを失った。これからはうまくやれると信じているけれど、ハードワークが必要だよね」