2014年F1第15戦日本GPの土曜フリー走行は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。ケータハムの小林可夢偉は22番手だった。

 台風接近の影響もあり、土曜日の鈴鹿は朝から灰色の曇に覆われたが、FP3開始時刻の午前11時時点で雨は降っておらず、60分のセッションは終始ドライコンディションで行われた。

 この日朝に、レッドブルからセバスチャン・ベッテルが今シーズン限りでチームを離脱するとの発表がなされ、代表のクリスチャン・ホーナーも会見におわれるなど、若干慌ただしさが残るなか、セッションはスタートを切った。

 ハードタイヤを履いた序盤の走行では、本命のメルセデス2台が予定通りセッションのリードを奪い、ルイス・ハミルトンが1分34秒210というタイムでトップ、ロズベルグもハミルトンとコンマ3秒差で2番手につけ、フェラーリのフェルナンド・アロンソがウイリアムズ2台を抑えて3番手につける展開となる。

 しかしセッションが後半に移ると、ミディアムタイヤを履いたマシンがベストタイムを塗り替えていくなか、選手権リーダーのハミルトンが1コーナーでコースオフ、グラベルで止まりきれずにバリヤにクラッシュし、左フロントタイヤを中心にダメージを負ってしまう。

 また、ライバルのレッドブルもベッテルのマシンにERS関連のトラブルが発生、彼はハミルトン同様にミディムタイヤでアタックすることなく、残り20分を前に早々とマシンから降りることとなった。

 この結果、FP3は唯一の1分33秒台となったロズベルグが、チームメイトに約1秒差をつけるかたちでトップに。アロンソが再びウイリアムズ2台を抑えて3番手となった。フェラーリのもう一台を駆るキミ・ライコネンは12番手、ベッテル15番手。
 なお、ケータハムの可夢偉はブレーキトラブルなどで思うような走りができず、12周で1分38秒784というタイムを記録、22番手に終わっている。

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