F1第11戦ハンガリーGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。

ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「今日の予選は本当に難しかった。特にQ3の最初に雨が降った時には苦労した。変化するコンディションの下で最適なブレーキングポイントを判断するのが難しく、何度か限界を超えてしまった。1コーナーではラッキーだったよ。オプションの最初のセットで出たラップの序盤は特に難しかった。1コーナーを走ったのは僕が最初だったんだ。どれぐらいリスクを冒せるのか、どれぐらいブレーキングを遅らせることができるのか、判断しづらかった。路面がものすごく濡れていたからプッシュしないようにして、なんとかクラッシュを免れた。その後は楽になった。路面が乾き始め、特に僕が走った最後のラップではかなり乾いていたのでいいラップを走ることができた。(ルイス・ハミルトンにトラブルが起きたのは)チームにとって残念なことだ。当然いいことではないし、信頼性の問題に関して対策を続けていく必要がある。それに僕はコース上でルイスと戦いたいんだ。彼と戦うとアドレナリンがほとばしる。(ポールポジション獲得は)ものすごく嬉しいけれど、ルイスとの真っ向勝負はなかったので、有頂天なほどの幸福感は少しそがれる。彼は一番のライバルだから、もちろん(レースは)楽になる。だからより慎重に行き、不必要なことが起こるのを避けて、できるだけたくさんのポイントを確実に獲得することを目指す」

セバスチャン・ベッテル 予選=2位
「Q2の後には、すべてをうまくやることができれば以前よりもメルセデスに近づけるんじゃないかと考えていた。でもニコ(・ロズベルグ)のラップは素晴らしくて、対等な勝負をするのは難しかった。だけど明日に目を向けると、雨が降る可能性があり、そうなればたくさんのことが変わり得る。僕らは自分自身のことに集中し、チャンスがあれば追い抜きを試みるが、ストレートでのメルセデスは僕らよりかなり速い。このサーキットの特性はドイツよりも僕らに合っているけれど、メルセデスのペースにはまだまだ及ばないんだ。少しだけ近づけたみたいだけど、ニコの最後のラップを見るとギャップは相変わらず大きくて、思っていた以上だった。Q3は複雑なコンディションになり、何が起きてもおかしくない状況だったから、終盤路面が乾いてきて2位を獲得できたのは最善の結果と言える」

バルテッリ・ボッタス 予選=3位
「(このサーキットでこれほどの速さを発揮できて)少しびっくりしているんだ。ここではレッドブルがとても速いと知っていたし、フェラーリもそうだし、メルセデスもいつも同様に速いことは分かっていた。理論上はここのコース特性は僕らとの相性がベストとはいえない。でもチーム一丸となって作業に取り組み、アップデートを持ち込み、それがうまく効果を発揮した。他のマシンに比べるとまだグリップが足りないけれど、今日は僕らにとっていい一日だった。グリッド3番手と6番手なら、明日大量にポイントを獲得するチャンスが得られるだろう」

ダニエル・リカルド 予選=4位
「マシンのフィーリングは今週末、かなりいいんだ。Q1とQ2は好調だったが、Q3で雨が降ってきた時、1周のアタックのために素早くタイヤに熱を入れなおすことができなかった。これより上に行けなかったことが少し残念だ。フロントロウに付けられたらよかったけど、4番手だって大失敗ではない。このサーキットではオーバーテイクが難しいから、明日はできるだけピットストップの回数を減らす必要がある」

フェルナンド・アロンソ 予選=5位
「今日のように混乱した予選では、もっといい結果が出せたのではと考えるものだ。でも起きたことをすべて分析すると、5位というのはいい結果だ。自分たちに訪れたチャンスすべてを最大限に生かせた。路面のクリーンな側のグリッドからスタートできるのは極めて重要なことだ。それによってスタートで順位を上げ、リーダーたちと戦うチャンスが得られる。明日は雨が予想されており、それは当然戦略に影響する。ここまでのようなドライコンディションで気温が高い状態では、2回ストップか3回ストップになると言われているけれど、(雨が降れば)すべてが変わる。キミ(・ライコネン)も僕もチームのためにポイントを獲得する必要がある。先週末に失ったコンストラクターズ選手権3位の座を奪い返したいからだ。後方からのスタートでもいい戦略で走れば目標を達成することは可能だと思う」

フェリペ・マッサ 予選=6位
「天候の影響が大きく、とても厳しい予選だった。最大の問題はQ3での渋滞で、そのラップでおそらく5台ほど抜かなければならず、そのためにうまくラップをまとめていいタイムを出すことができなかった。残念だったけれど、明日のレースではベストを尽くすよ」

ジェンソン・バトン 予選=7位
「予選まで週末中ずっと僕の頭上で雨が降っているみたいに感じていたんだ! 今日の午後になって、マシンのフィーリングがこれまでのすべてのセッションと比べてすごくよくなった。大きな期待を感じたよ。ガレージの皆の「絶対に諦めない」という精神が実ったんだと思う。今週末ずっとセッティングを変更し続けていて、ようやくよくなった。でもまだ作業が必要だ。Q2で僕らにはそれなりのペースがあったし、6番手から100分の数秒差での7番手獲得は、よくやったと思うよ。7番手というのはおおむね僕らの現状の位置だ。明日の天候がどうなるかは分からない。ドライだったらロングランのペースはいいと思うけれど、前方のライバルたちは皆とても速いから、何ができるかを考えるよ。グリッドのきれいな側につけたので、いいスタートが切れるよう願っている」

ジャン-エリック・ベルニュ 予選=8位
「いい予選だった。チームは昨夜素晴らしい仕事をして、昨日よりかなりいいフィーリングのマシンを用意してくれた。皆の努力に感謝している。明日に大きな期待を感じている。集中し懸命に努力し続けなければならない。100パーセントの力で挑み、できるだけ上の順位でフィニッシュし、たくさんのポイントを獲得することを目指す」

ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=9位
「午前中のFP3を考えると、午後Q3に進出できたのはチームの努力の結果だと思う。風がかなりの悪影響を及ぼしたけれど、運よく予選前に風向きが変わったことが僕らの助けになった。そこからは落ち着いて、きっちりとうまく走りつつも、限界までマシンをプッシュするだけだった。昨日はロングランのパフォーマンスがまずまずだったから、レースではポイント争いに加われると楽観的に見ているよ。ここでは通常オーバーテイクが難しいので、事態を自分たちに有利に進めてライバルに打ち勝つためには、柔軟な戦略を採る必要がある」

ケビン・マグヌッセン 予選=10位
「ウォールにぶつかってしまった。1コーナーの路面は最終コーナーよりだいぶ濡れていた。最終コーナーから立ち上がったところではフルにグリップしていたから、いつものポイントで1コーナーに向けてブレーキを踏んだが、そこはかなり濡れていたんだ。身体的には大丈夫だけど、もっと上にいけなくて悲しいよ。フルグリップの状態からグリップゼロの状態になり、減速できなかった。ブレーキを踏んだ時にまるでグリップがなくて心底驚いた。全く止まれなかったんだ。チームのことを思うと、そこが最も残念だ。またいい予選結果を出せたはずだと思うからね。何とかやっていくしかない。ピットレーンからのスタートはレースをより難しくするけれど、力強いレースをしてみせると決意している。あのミスを犯してしまったことを、本当に残念に思っている」

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