ルーベンス・バリチェロは、2009年のウィナーになりえるというチームメイト、ジェンソン・バトンの言葉を真似、勝つためにF1に帰ってくると語った。
新たにメルセデスエンジンを搭載する新生ブラウンGPのBGP001は、オフシーズンテストで周囲の関係者を驚かせるパフォーマンスを見せてきた。サーキット・デ・カタルニアでのデビュー以来、快調な速さは連日の間続き、初日の4番手、2日目3番手、木曜日にはついにタイムシートのトップにつけ、最終日もバリチェロが2日連続のトップで締めくくるという文句なしの走りを披露した。
「今後のF1でのキャリアについて多くの質問を受けてきたが、私は常に2009年もF1をドライブしていると答えてきた」と、9回のグランプリ優勝経験を持つバリチェロはフランスのスポーツ紙に語っている。「私の頭の中では、昨年のインテルラゴスが最後のグランプリになるなど当然考えてはいなかった」
「それでも、この3ヵ月は人生で最もリラックスした時間を過ごすことができたよ。あまりプレッシャーもなかったからね。家族に捧げるより多くの時間があった」
「私は、ロス・ブラウンがチームを救うためスポンサーを探していると知り、彼が私を必ず必要としてくれることを信じていた。共にフェラーリで何年も過ごし、私の持つ経験と技術を理解しているロスならば、自ずとチームが私を必要とすることをね」
「私は再び戦うよ。F1をドライブすることに愛情と興奮を抑えきれない。ここ2、3年の不遇のシーズンを終え、私は再びポジティブでいる。そして、私は勝つために戻る」
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バリチェロ「勝つために帰ってくる」
