F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、17日、アブダビで、夜間に人工的にウエットコンディションにしたコースでのテストを開始した。

 このテストがピレリのシーズンオフ最後のプライベートテストになる。ピレリはウエットおよびインターミディエイトタイヤをテストするため、コースに水をまき、18時から24時まで走行を行う。テストは18日も同様のスケジュールで行われる。テストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサが、トヨタTF109で走行を行っている。

 ピレリF1チームディレクターのポール・ヘンベリーは、ナイト&ウエットテストを行うことを決めた理由を次のように説明している。
「ここに来た理由は、気温が高いからだ。もちろんヨーロッパにはバレンシア、シルバーストンなど、ウエットテストができるコースがたくさんある。だがヨーロッパではウエットコンディションのときには気温が低くなる」
「アジアのレースはウエットになる。マレーシア、日本、シンガポールもだ。そういう場所では、雨が降っているとき、気温は高いのだ」
「コンパウンドは、ウエットコンディションにおいて気温に非常に敏感に反応する。したがってレースで使用する際とは、状況が異なることになる」
「夜間にテストをするのは、日光によって路面の水が蒸発することを防ぐためだ」

 今回のテストでは、ナイトレースあるいは夕刻レースにおいて雨が降った場合に視界がどうなるかも知ることができる。

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