フェラーリは、ヨーロッパGPの週末に持ち込むアップデートは、メディアで報道されているほど大規模なものではないとする一方で、エキゾーストシステムの配置を一新することを明らかにした。

 17日、プロモーション活動の一環として、フィオラノでフェルナンド・アロンソがF10を走らせたが、このマシンのリヤエンドはこれまでとは大きく異なっており、エキゾーストの配置が変更されていたといわれている。

 フェラーリは、バレンシア以後、アップデートを続けていくとして、タイトル争いを諦めていないと断言した。
「ヨーロッパGP前の数週間にわたって、スクーデリア・フェラーリ・マールボロはこの週末、F10にいくつかのモディファイとアップデートを加えると、広く報じられてきた。しかし一部報道にあるほどの大規模ななものではない」とフェラーリのリリースに記されている。
「最も大きな特徴は、マシンの空力効率の向上を目的とした、新たな配置のエキゾーストシステムだ。マシンのリヤエンドには他にも空力アップデートが加えられる。今後5週間の間に4戦が開催され、シーズンの非常に忙しい時期に入る中、F10には一連の改善が施されていき、今回の変更はその始まりにすぎない。この時期を通して集中的な開発プログラムに取り組んでいく」
「その開発段階の一環として、スクーデリアのテストドライバー、マルク・ジェネが先週バイラノで1日の空力テストを行った。また、先週はふたりのレースドライバーたちがマラネロを訪れ、シミュレーターを使用し、バレンシアの港近くの5.419kmのコースで行われる57周のレースに向けた準備を行った」
「このサーキットは海の側に位置しており、モントリオールのサーキットと共通点があるが、それだけでなく、バレンシアはカナダよりも少し高いダウンフォースレベルが必要とされるものの、高速セクションとストップ・アンド・ゴーのコーナーの組み合わせという点でも類似しており、すぐれたトラクションとブレーキングがマシンのセッティングにおいて最も優先されるポイントとなる」
「したがって、F10が2週間前にカナダで発揮した競争力と同じレベルのものを見せる可能性は非常に高い。チームはカナダでアロンソが、バックマーカーたちの行動が不利に働いたせいで3位に“とどまった”ことに失望している。つまり、フェラーリは今年のタイトル争いの行方はまだ決定してはいないと考えている。実際、バレンシアのレースの後に、まだ10戦残っているのだから……」

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