スクーデリア・トロロッソのルーキーふたりは、今週末の日本GPで初めて鈴鹿サーキットをドライブする。マシンが改善されているとして、セバスチャン・ブエミはレースに自信を見せている。

 ブエミは、マシンに新しいアップデートを加えるため、鈴鹿ではいい走りが見せられるだろうと述べている。
「去年の富士ではメディカルカーをドライブしたんだ。でも鈴鹿に行ったことはない。シミュレーターで練習したけれど、素晴らしいサーキットみたいだから、実際に走るのを楽しみにしている。コースが再舗装されて、ピットが新しくなり、パドックの施設が一新されたと聞いた。ここは世界で最高のサーキットのひとつだと思うから、早く走りたいな」
「日本はすごく変わっていて、僕らが慣れているヨーロッパとは全然違うよね。東京に行ったことがあるけど、あそこはすごく現代的。でも変な服を着ている人たちがいるよね。実際の印象はよかった。人々は互いにとても礼儀正しくて、すべてがすごくきちんとしている」
「僕らはマシンに新しいアップデートを加えるから、レースはうまくやれると思う。シンガポールではそれまでより少しコンペティティブだったから、日本ではさらによくなるはずだよ」

 チームメイトのハイミ・アルグエルスアリは、鈴鹿でカートのレースに出場したことはあるものの、F1コースを走るのは今回が初めてだ。
「鈴鹿には、2005年にアジア・パシフィック・ワールドカップのカートレースのために行ったことがあるんだ」とアルグエルスアリ。
「もちろん、F1コースでは走っていないけどね。レースの最終ラップをトップで走行していたら、最終コーナーで中嶋一貴とクラッシュして、2位に落ちてしまった」
「日本に初めて行ったのは素晴らしい経験だった。僕にとっては全く別世界のように感じたんだ。前行った時に見た、本当のサーキットを今回走ることができて夢みたいだよ。シミュレーターやゲームではドライブしたけどね。今週末が僕らにとっていい週末になることを願っている」

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