ジェンソン・バトンとブラウンGPの来季契約交渉は、サラリーの額において折り合わずに難航しているとの推測がささやかれているが、チームの他のメンバーたちも金銭面で不満を持っているとのウワサが持ち上がっている。

 ホンダのF1撤退後、バトンはチーム存続のためにサラリーの60パーセント以上を諦めた。しかしバトンは、チームが財政的に立て直された段階で諦めた報酬を取り戻したいと考えていると見られている。ブラウンGPはここまで16戦中8勝を挙げ、ドライバーズおよびコンストラクターズタイトルを獲得している。今季これだけの成功を収めただけに、2010年のサラリーはそれなりの額になるべきだとバトンは考えているが、チーム側からはバトンを満足させる額の提示はなされていないものと見られる。
 ホンダ時代にバトンは1年あたり800万ポンドの報酬を得ていたが、その約3分の1の額しか提示されていないといわれている。それに比べて他の元チャンピオンたちのサラリーはかなり高額で、キミ・ライコネンは2,500万ポンド、フェルナンド・アロンソは2,000万ポンド、ルイス・ハミルトンは1,500万ポンドをそれぞれ1シーズンあたり受け取っていると見られている。

 さらに、ブラウンGP内で金銭面で不満を持っているのはバトンだけではなく、上級エンジニアリングスタッフの多数からも同様の声が聞こえてきており、他チームからの引き抜きの動きがあると言われている。バトン自身も他チームからオファーを受けていると言われている。
 これに関しCEOのニック・フライは、テレグラフに対して否定する発言を行っている。
「私にそのような話をしてきた人間はいない。本当に驚いている。何か懸念があるのであればそれを調査するが、私は一切それを関知していない。こういったことは内部の問題だ。しかしもし問題があるのであれば、その人物と喜んで話し合うつもりだ」

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