週末にドイツのデュッセルドルフで行われた「レース・オブ・チャンピオンズ」はポルトガル出身のGTドライバー、フェリペ・アルバカーキが決勝でROC 3勝の実績を持つセバスチャン・ローブを破り、真の“チャンピオン”に輝いた。

 各グループの上位2名、合計8位で争われた決勝ステージは、A組1位のローブとB組2位のトム・クリステンセン、B組1位のアンディ・プリオールとA組2位のベルトラン・バゲットがそれぞれ対戦し、共に1位通過のローブとプリオールが準決勝へ進出した。
 一方、反対のブロックでは、C組1位のアルバカーキとD組2位のアルバロ・パレンテ、D組1位のミハエル・シューマッハーとC組2位のセバスチャン・ベッテルがバトルを繰り広げ、アルバカーキとベッテルがそれぞれ次のステージにコマを進めることとなった。

 準決勝ではローブとプリオール、アルバカーキとベッテルが対戦。WRC王者のロウブは順当に決勝進出を決めたが、F1王者のベッテルはアルバカーキにコンマ1秒差で破れてしまい、決勝はローブ対アルバカーキという対決となる。

 3本勝負の決勝では勢いに乗るアルバカーキが先勝するも、続く2本目はローブが写真判定で制し、決着は3本目に持ち込まれた。チャンピオンを決する最後の1本はローブが前半でリードを奪ったが、2周目にアルバカーキが逆転し、コンマ2秒差でフィニッシュ。結果、アルバカーキが見事初優勝を決めた。

 今回、初参加した元F1王者のアラン・プロストはシューマッハーとパレンテに破れ、3位で予選敗退。2004年の勝者ヘイキ・コバライネンは3戦全敗したばかりか、ローブとの対戦の際には恋人を同乗させたまま派手にクラッシュし、大事には至らなかったものの病院送りとなっている。

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