今週末のインドGPに向け、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバーが、初めて挑むコース、ブッダ・インターナショナル・サーキットについて語った。
「シミュレーターで何周か走ってから、インドのレースに臨むよ」とベッテル。
「今僕に分かっているのは、コース全長が5.14kmで、ノイダの産業都市にあって、ニューデリーから車で50分ぐらいのところにあるということだ」
「このコースは低速コーナーを高速ストレートがつなぐようなレイアウトだ。スパやトルコのように高低差が大きく、それも走る上で特別の要素になる。このサーキットは平均スピードはモンツァに次ぐ速さになるものと予想している。1周の平均スピードは235km/hになり、オーバーテイクのチャンスはたくさんあると思う。インドがすごく楽しみだよ。新しいコースを走るのはいつも楽しみなんだ」
ウエーバーも、新コースへのチャレンジを楽しみにしている。
「シミュレーターで準備をしたけれど、縁石など細かい微妙なところは最後まで分からないから、コースがどういう感じなのかについて、僕らは85パーセントの理解にとどまっていると思う。新しいサーキットを走るのはいつも楽しみだ。シミュレーターでは超高速の流れるようなコースで、チャレンジしがいのあるコースだという印象だ。気温がかなり高くなるだろうから、そうなるとタイヤには厳しいだろう」