インディカーやNASCARに参戦し、アメリカを代表する名門チームのペンスキー・レーシングのオーナーを務めるロジャー・ペンスキーは、スポーツカーへの興味を明言する一方で、オーストラリアのV8スーパーカー・シリーズへの関心を強めている。
CARTやインディカーでチャンピオンを何度も獲得してきた名門チームのペンスキー・レーシング。現在はチーム・ペンスキーの名でインディカーに参戦。さらにブラッド・ケセロウスキーを起用しNASCARも参戦している。
ロジャーとチーム代表のティム・シンドリックは、何度もオーストラリアへ行き、V8スーパーカーのオフィシャルやディック・ジョンソン・レーシング、フォード・パフォーマンス・レーシングなどのチーム代表と会い、V8スーパーカーとの関係を強めている。
チームはすでにインディカーやNASCARに多くの投資をしているが、ロジャーは将来どこを拡張していくか明確なアイデアを持っていると話す。
「ある時、もしも我々が何か新しいことをするならスポーツカー方面に行きたいと私は思っている。でも、我々はインディカーやNASCARでブラッドをサポートするので十分だよ」
「オーストラリアはずっと見てきた。君たちがまず初めに聞くことは、彼らも知りたいことだよ。“V8スーパーカーに興味があるのか?”とね。我々もある時点でそれをするかもしれない」
早ければ来年からペンスキーがV8スーパーカーにエントリーするのではと言われているが、ロジャーはまだ考慮中のようだ。
「我々はちょうど見ているところだよ。ティムは、2、3レース観に行ったし、私もいろいろな人と話した。(参戦は)早いんじゃないかな」
オーストラリアで乗用車を量産していたホールデン、フォード・オーストラリア、トヨタの3社はオーストラリアでの生産から撤退することを発表しており、スモールエンジンカーを好むオーストラリアの市場成長は、将来V8スーパーカー・シリーズにも派生効果があると言われている。
ロジャーは、ビジネス拡大の機会を作ることを望んでいるようだ。
「ホールデンが出て、フォードも出て、トヨタも出ていく。オーストラリアからマニュファクチャラーが撤退する問題があるんだ。そして今、V8スーパーカーは人々が購入しているクルマではない」
「でも、V8スーパーカーにはメルセデスがいて、ボルボも日産もいる。広がり始めているし、あるマニュファクチャラーと我々との機会があるかどうかを確かめることは面白いだろうね」
また、NASCAR参戦前に、ストーン・ブラザーズ・レーシングでV8スーパーカーのタイトルを2度獲得したマルコス・アンブローズも、ペンスキーのV8スーパーカー参戦計画に関与していると英オートスポーツは伝えている。
