11日、ザウバーF1チームは、ペーター・ザウバーがチームプリンシパルの座から退き、CEOのモニシャ・カルテンボーンが後任を務めることを明らかにした。

 ペーター・ザウバーはザウバーグループ全社の取締役会議長の役割は今後も引き続き務め、グループ全体の戦略的方向性を決める責任は担うものの、ザウバーF1チームの日々の運営業務は直ちにカルテンボーンに引き継ぐ。
 ザウバーは以前から、70歳になる前にピットウォールでの作業から退きたいと述べていた。彼は今年の10月13日に69歳の誕生日を迎える。

「かなり前にモニシャが私の後任となることは決めていた」とザウバー。
「その時期は決めていなかったが、今が我々ふたりにとっていいタイミングだ。バトンを渡すべき適切な時期だと思う。私は結局たくさんのレースに出席できず、一番最近にはチームが最高のパフォーマンスを発揮した日本GPにも行けなかった。モニシャは優れたチームプリンシパルになるために必要なスキルをすべて持ち合わせている。さらに彼女ならこの会社を支える価値を維持し続けることができる。それは私にとって非常に重要なことだ」

 カルテンボーンは法務部門の責任者としてザウバーに加入、2010年1月にCEOに就任、2011年にはチームの株式の3分の1を取得している。

「当然のことながら、ペーター・ザウバーのレーシングチームのために担う、大きな責任を感じています」とカルテンボーン。
「彼は40年以上前にチームを設立し、春にはF1デビュー20周年を迎えます。私たちはF1の中で4番目に古いチームなのです。このようなプロジェクトを立ち上げ、難しい状況の中で維持しているのは素晴らしい功績です。私は目標を高く持ち、ペーター・ザウバーが望むような形でチームを前進させ、成功へと導くために尽力いたします」

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