F1第14戦シンガポールGP決勝でクラッシュやペナルティを受けポイント獲得を逃したドライバーが、決勝レースの走りを振り返った。
小林可夢偉 決勝=13位
かなりホイールスピンして、ひどいスタートだった。その後は長い時間、特に何も起こらないレースが続いた。アタックできるポジションではなく、そうする速さもなかった。2回目のセーフティカーの後のことだけど、ニコ・ヒュルケンベルグとの接触を避けることができなかった。行き場がなかったんだ。あれはレーシングアクシデントだったと思う。レース後に会った時、ニコが謝ってきた。あの時彼はオーバーステアになって、僕はフロントウイングを失い、ピットに入らなければならなくなった。僕らにとっていい週末ではなかったが、日本GPには強くなって戻ってこられると強く確信している。
ルイス・ハミルトン 決勝=リタイア
今日のレースを走り切ることができないなんて、本当に辛すぎる。今週末の僕らには間違いなく勝てる速さがあった。実際、リタイアする前には、セブ(ベッテル)との差をコントロールしながら、余裕を持って走っていた。でもギヤシフトに問題を感じ始め、3速を失い、その後ニュートラルに入りっぱなしになった。もちろんがっかりしている。でも、今週末ポジティブだったのは、僕らはものすごく速いという事実を確認できたことだ。だから今後のレースでアタックしていけると思う。フェルナンド(・アロンソ)やセバスチャンのようなドライバーたちとの差を縮めるのは簡単なことではないだろう。特に彼らは完走を続けてきているからね。それでも諦めないよ。まだ6戦あるから、6戦全部勝たなきゃならない。最後まで戦い続ける。
ミハエル・シューマッハー 決勝=リタイア
僕のレースは本当に不運な形で終わってしまった。ベルニュのマシンに突っ込んでしまったんだ。その直後、彼は僕からの謝罪を受け入れてくれた。なぜああいうことが起こったのか、はっきりとは分からない。ブレーキを踏んでいたのに、通常ほどしっかり減速しなかった。それで前のマシンを避けることができなかった。何が起きたのか、解明する必要がある。あの事故まではポイントを獲得できそうだったんだけどね。
ジャン-エリック・ベルニュ 決勝=リタイア
戦略はとてもうまくいき、セーフティカーも僕らにはプラスに働いた。とてもいいペースで走れ、上位勢と同レベルの速さで周回を重ねていた。予想していたよりずっとうまくいっていたんだ。今週末の流れにはすごく満足しているよ。僕自身、金曜から今夜にかけて大きく進歩することができたからね。チームも3日間を通してマシンをとてもうまく改善してくれた。ただ、ポイントを取れなかったのが残念だ。8位か、もしかすると7位でフィニッシュできたかもしれなかった。アクシデントに関して説明すると、僕はあの時、ペレスをつかまえることに集中していて、そのためにブレーキングを遅らせた。何が起きたのか、正確には分からないが、ミハエル(・シューマッハー)はブレーキングを少し遅らせすぎて、僕を避け切れずにクラッシュしたんじゃないかな。それについて怒っても意味がない。レースではそういうことが起こることもあるんだ。全ドライバーの中で一番経験豊かなドライバーですらミスを犯すことがあるってことだよ! 彼は謝ってくれたし、それでこの件は終わりだ。
マーク・ウエーバー 決勝=11位(10位フィニッシュ後ペナルティで降格)
ペース的にはそれほど悪くなかった。戦略は問題なかったが、2回目のセーフティカー出動は僕らにとって大きなマイナスになり、集団の後ろを走ることになった。ここでは戦うこととタイヤを労わって走ることを同時にしなければならず、難しい。残念な結果だった。でもセバスチャンがチームのために大量のポイントを獲得したから、それはよかったと思う。僕としては今後のレースに期待している。鈴鹿は好きなサーキットだから楽しみだ。
ビタリー・ペトロフ 決勝=19位
とてもいいスタートをして、少なくとも2台か3台は抜いた。でも右側にいたクルマがかなりアグレッシブな動きで左側に寄るのを見て、僕はそれを避けなければならなかった。マッサにかなり近づき、ブレーキングゾーンに入っていたため、不運にも接触し、僕のフロントウイングがダメージを負った。そのためピットに入らなければならなかった。そこで僕のレースも、おそらくはフェリペのレースも終わったようなものだ。すでに彼には謝ったし、彼とは問題ない。ふたりともそんなに早い段階でチャンスを失うことになり残念だ。僕のマシンは週末通していい感触だっただけに悔しいよ。セーフティカーによって挽回のチャンスをもらえたかもしれないが、左フロントホイールのナットに問題が出た。何が起きたのか、しっかり調べる必要がある。タイヤの力はもっと引き出せたかもしれないから、僕らがどのようにタイヤを使っていたかもチェックしなければならないね。でも鈴鹿で挽回するチャンスはあるし、確実にそうする必要がある。
ナレイン・カーティケヤン 決勝=リタイア
僕にとってベストのレースとはいえない。序盤から熱の問題を抱え、ストレートで大きくタイムをロスした。それでもなんとかうまくしのいでいたけれど、路面が汚れている部分に乗り、マシンが曲がらずにウォールに接触してしまった。ストリートサーキットではミスが許されないということがまた証明された形になった。それでも予選セッションでうまく走れたという事実は残るし、次のグランプリに自信を持って臨めるよ。でも決勝でいい結果を残せなかったのは残念だ。
