マカオGPのサポートレースで2度の死亡事故が発生し、4輪ドライバーと2輪ライダーのふたりが命を落とした。

 亡くなったのは、初日に行われたマカオ・モーターサイクルGPの予選中、フィッシャーマンズベンドで単独事故を起こしたポルトガル人ライダーのルイス・フィリップ・デ・ソーサ・カレイラと、CTMマカオ・ツーリングカー・カップにエントリーしていた香港出身のフィリップ・オー・ウィン・チョイのふたり。

 2日目の予選中に高速コーナーのマンダリンベンドでクラッシュしたオー・ウィン・チョイは、乗っていたシボレー・クルーズが大きなダメージを受けたほか、さらに出火も重なって、駆けつけた救助隊がクルマをカットしてドライバーを助けだす事態にまで発展した。

 ふたりは、アクシデントからいずれも10分ほどで近くの病院に緊急搬送されたが、医師による懸命の蘇生処置も叶わず、命を落とす結果となった。

 マカオGPの主催者は、それぞれに対してステートメントを発表し、深く哀悼の意を表している。

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