トルコGPで素晴らしいパフォーマンスにより1-2フィニッシュを成し遂げたマクラーレンが、次のカナダGPのサーキットはMP4-25に合ったコースであり、再びいい結果が出せると自信を見せている。

 トルコGPで、レースをリードしていたレッドブル勢が同士討ちによってリタイア、あるいは後退し、彼らに迫る速さを見せていたマクラーレンが代わって1-2を勝ち取った。
「トルコでは非常にいい結果を残しており、サーキット・ジル・ビルヌーブはMP4-25の性格によく合っていると感じている」とチームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュ。
「ローダウンフォース・サーキットで、いいラップタイムを出すには直線スピードが重要だ。再びヨーロッパに戻る前に、また強力な結果が出せると期待している」

 ルイス・ハミルトンにとって、カナダGPはF1初優勝を挙げた思い出の場所だ。
「モントリオールは初優勝の地なんだ」とハミルトン。
「2007年はずっと昔のことのように思えるけど、あの週末は素晴らしい思い出となって今も残っている」
「2010年にまたカレンダーに復帰したのは素晴らしいことだ。高速で、要求が高く、厳しいサーキットで、ここでレースをするのが大好きなんだ。信じられないほどタフなコースだよ。ウォールに接触せずに済んだとしても、何カ所か、ぎりぎりでエキサイティングな場所がある。路面はラインを外れると、マーブルがたくさん転がっていてとても危険だ。どんな小さなミスもひとつだってしたくない、そんな場所だよ」

 ジェンソン・バトンも1年ぶりのカレンダー復帰を果たしたカナダGPを楽しみにしており、マクラーレンは前戦に引き続き強力な週末を送れるだろうと期待している。
「1年あいたけど、またモントリオールに戻ってこられてすごく嬉しい」とバトン。
「トルコGPは、スタートからフィニッシュまで全開で走ったようなものだった。あのペースを考えると、カナダがどうなるのかとても面白くなりそうだ。カナダは超高速サーキットで、コンクリートウォールがすごく近いから、ほんの小さなミスも許されない。コースの性格としてはMP4-25に合っているはずだ。かなりの低速コーナーからロングストレートにつながっている箇所がいくつかあって、メルセデス・ベンツ・エンジンと空力パッケージのコンビネーションから予選と決勝の両方でいいパフォーマンスを引き出すことができるはずだよ」

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