マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、2011年のマシンMP4-26は「革新的」なマシンであり、議論の的になるだろうと語った。
ウィットマーシュは、今年のマシンには革新的なデバイスを取り入れるという発言を以前から行っている。昨年マクラーレンは自身で開発したFダクトを導入、他のチームが次々にそれを真似た。
「我々は常にやる気に満ちている」とウィットマーシュは英Crash.netに対してコメントした。
「我々のチームは優れた人々のグループであり、皆非常に気合が入っている。我々は懸命に作業にあたり、毎年優勝を目標にし、勝てることを期待している。現在マシンは製作中だ。常に全員が全力を尽くしており、私が見たところ、いい状況であり、革新的に見える。マシンには興味深いデバイスがついていると思う。これは議論の的になるはずだ。ただし、他のチームも我々と同じぐらい努力してシーズンに臨むだろうが」
マクラーレンは最初の合同テストが終了した翌日に新車を発表する。主なライバルたちより新車を走らせるのが遅くなるが、ウィットマーシュはそれは正しい判断であり、かなり以前から決めていたことだと述べた。
「(MP4-26の発表を遅らせるという)決断を下したのは6カ月前のことだったと思う。その判断は正しいと思ったし、今も私はそれが間違っていたと考える理由はないと思う。(新車発表を遅らせることで)空力担当者やエンジニアたちに、マシンを開発しパフォーマンスを向上させるための時間をたっぷり与えることができる。それは我々にとって正しい判断だったと思う」