マクラーレンは、2012年型F1マシンMP4-27は昨年型から大きく変わったようには見えなくても、隅から隅まで改良し、ほとんどの部分を新しくしていると述べた。

 マクラーレンは昨年のU字型サイドポッドを廃止、リヤのボディワークはタイトになっているが、新車は2011年型マシンとさほど変わらないように見える。
 しかし発表会においてマクラーレンのディレクター・オブ・エンジニアリング、ティム・ゴスは、このマシンはMP4-26を発展させたものように見えて全く別のマシンであると語っている。

「自分たちに対して厳しい野心的な目標を設定した。その目標を開幕戦までに達成し、タイトルを獲れるマシンに仕上げたい」
「このマシンは、ノーズからテールまですべて改良して作ったマシンだ。(昨年型から)引き継がれたものはほとんどない。燃料システムの一部は同じだが、その他はマシンのほとんどすべてが変更された」
「プロジェクトの最初からいくつかの点についてかなりプッシュしてきた。これからプロジェクトの次の段階に入り、マシンからパフォーマンスを絞り出す。その分野において我々は素晴らしい実績を持っている。今後、フロントウイング、リヤウイング、フロア、ボディワークのアップデートなど、大きなプランがすでに準備されている」

 テクニカルディレクターのパディ・ロウは、レギュレーションによって革新的なものを取り入れることが難しくなってきているが、徹底的な見直しによってマシンのパフォーマンス向上を図ったと述べている。
「レギュレーションによって、何かを行える余地がどんどん狭くなっている。1年ではラジカルな大きな変化は見えない」
「このマシンは(昨年型と)非常によく似ているように見える。だが内部では多数の変更がなされているのだ。すべてのパーツの重量とパフォーマンスを評価した。それを積み重ねればマシンを速くできる」
「バックエンド周りにかなり手を加えた。そのあたりはパッケージが相当すっきりした。それから、エキゾーストにも多くの作業を行わなければならなかった。これはエアロダイナミシストにとっては大きなチャレンジだった。ダウンフォースを見つけ、正しいバランスを生み出さなければならないからだ」

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