前FIA会長のマックス・モズレーは、F1の商業権を一手に握るバーニー・エクレストンの支持を受けてFIA会長に復帰するのではないかというここ数日の噂に対して、「私のF1における時代は終わった。後戻りするべきじゃない」と語り、復帰の噂を否定している。

 40年の間、盟友としてF1の世界で働き続けたモズレーとエクレストンだが、エクレストンはモズレーに対し「マックスには戻ってきて欲しいし、彼がFIAの会長に復帰したら素晴らしいと思う」と語り、「もしトッドがFIA会長から退けないのであれば、かつてのようにFISAの会長として復帰すれば良い」とまで語った。

 また、モズレーが現在のFIA会長であるジャン・トッドのやり方に不満を抱いており、エクレストンの後ろ盾を得て“クーデター”を起こすのではないかという噂も起きた。しかしモズレーは、BBCラジオファイブに対して、この噂を否定する発言を残している。

「私のF1における時代は終わったと思っているし、もう他のことを始めているんだ」とモズレー。「人は決して後戻りしてはいけない。噂は完全に噂に過ぎないよ。私は広い立場からもうF1を見ているし、いつもテレビで見ているけど、もう私の責任はその世界にはない。『戻ってきて欲しい』と言ってもらうことはありがたいことだが、それは正しいことじゃないだろう」

「私はジャンを強く推薦したし、彼はいい仕事をしていると思う。彼は自分自身で道を進まなければいけないし、当然それは私の道とは違うだろう。私が今彼にいちばんして欲しいことと言ったら、直面する問題に立ち向かって欲しいことだけだ」

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