モナコGPを控えた今週、コースの1コーナーで火災が発生したため、路面の再舗装が行われたことに、ドライバーたちから懸念の声が上がっている。

 火曜、サン・デボーテの入り口でトラックが炎上、これによりレーシングライン上の路面がダメージを負ったため、夜間に急遽修復作業が行われたという。
 新しいアスファルトは、モナコのフリー走行が開始される約36時間前に敷かれたということになり、F1マシンの走行に耐えられる状態になっているのかどうか、懸念が生じている。

 水曜、フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、マシンの走行によって路面が壊れる可能性があると述べた。
「このコースは4週間ほど前に再舗装されて、とてもいい状態に定着していたんだ」とディ・レスタ。
「問題がコーナーのちょうど入り口とエイペックスの上で起こったというのが心配だ。気温は20度から大きく下回ることはないし、路面温度は1日を通して45度になる。その状況でどうなるかだ」
「でもその部分を見てみると、彼らは素晴らしい仕事をしてくれたと思う。一晩でこんな風に変わるとは信じられないほどだ」

 ディ・レスタはトラックの火災が発生した際にBBCのスタッフと共に現場を訪れ、事故を自分の目で見たのだという。
「僕らはそこに立って見ていた」と彼。
「おそろしいほどの煙が上がるのを見ていた。僕らが到着した時にはタイヤは破裂し、燃料缶が爆発していた」

 ニコ・ロズベルグは、「ターマックにオイルが浮いてくるかもしれない」と述べている。
「周囲の他のターマックより新しいからね。多少問題になる可能性がある」

 ヘイキ・コバライネンは、場所が悪いとして心配している。
「あそこのエリアはマシンから力がかかる可能性のある場所なんだ。ブレーキング時にタイヤがグリップするからね。だからアスファルトにストレスがかかるかもしれない。問題が出る可能性がある」
「注意して見ていく必要があるよ。路面が壊れ始めたら大問題になるかもしれない」

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