キミ・ライコネンは、ロータスが彼の望む条件を満たせることを証明するまで、2014年の契約交渉を中断すると語った。

 ライコネンはレッドブル・レーシングとも交渉を行っていたが、レッドブルは今週、ダニエル・リカルドとの契約を発表した。
 そのためライコネンが現在所属するロータスに残留する可能性が高まっているが、ライコネンはチームが資金を確実に準備するなどして来季もトップで戦える状況を整えることを求めている。

 6月、ロータスF1チームのオーナー、ジニー・キャピタルが同チームの株式35パーセントを新たな投資者インフィニティ・レーシングに売却することが発表され、その際チームは、この契約によって財政状態の安定を図ることができると述べていた。しかしその取り引きはまだ完了していない。

 ライコネンはイタリアGPを前にした木曜、今はロータスとの交渉は中断していると語った。

「(話し合いが)今、進んでいない理由を彼らは知っている。その問題を解決するまで来年の話はできない」とライコネン。
「状況はシンプルだ。彼らは理由をはっきり理解している」

 一方、レッドブルがリカルドを選んだことについて「それほど驚かなかった」とライコネンは述べた。
「何かがうまくいかなかったというわけではなく、彼らが別のことを望んでいたということだと思う。それについては彼らに聞けばいい。僕は分からない」
「僕にとって大きな問題ではない。こういうことは以前にもあった」
「誰かと話をしてもうまくまとまらないことはある」

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