WTCC世界ツーリングカー選手権開幕戦モンツァの予選で、チームメイトであるジェームス・トンプソンのマシンにヒットしたアレクセイ・デュデュカロについて、メインスポンサーのルクオイルが、デュデュカロのシートを剥奪するようだ。

 今季、ルクオイルとともにラーダに移籍し、トンプソンとともにラーダ・グランタスポーツをドライブしていたデュデュカロだったが、開幕戦モンツァの予選Q1を走行中、1コーナーのシケインに向けブレーキングを遅らせた結果姿勢を乱し、コーナリング中だったトンプソンに激突。2台のラーダは大破を喫した。

 この結果、ラーダ・スポーツは開幕戦モンツァからの撤退を決定。トンプソンはその時点でのタイムでQ1突破を決めており、さらにリバースグリッドでレース2のフロントロウも獲得していたが、この撤退により戦うことはなかった。

 ラーダのタイトルスポンサーを務めているロシアのルクオイルは、デュデュカロが今季の残りのシーズンを戦わないだろうと示唆。「アレクセイは(第2戦)マラケシュでは走らない」とルクオイルのレーシングディレクターを務めるエフゲニー・マリノフスキーは語る。

「簡単な決断ではなかったが、彼はロシア選手権に戻ってもらおうと思っている」

 この判断についてマリノフスキーは、デュデュカロのクラッシュが原因かという質問に対し「そのとおりだ」と言う。「我々のロシアのチームには、ミハイル・コズロフスキーという若手がいる。WTCCの経験は彼にはないが、試してみようと思っている。我々はすでに決断したが、決定は来週になるだろう」

 一方、クラッシュによりレースを戦わなかったトンプソンは、「僕はデュデュカロのことは好きだよ。彼が故意にやったとは思っていない」とかばう。

「もちろん、フロントロウから僕たちがどれだけできるか試してみたかった気持ちはあるけどね」

WTCC Monza 2013 – Qualifying clip

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