ルノーのテクニカルディレクター、ボブ・ベルは、ルノーは今後も基本的にはKERSを使っていくという姿勢を貫くと述べた。
開幕2戦でルノーはKERSを使用し、フェルナンド・アロンソがその効果を見せ付けている。
「我々は元々、KERSを避けるのではなく、これを使っていくべきだという立場に立っており、その基本的な考えは変わっていない」とベル。
「KERSが明らかにアドバンテージとなるサーキットがあるのは確かで、マレーシアが最初の例だったと思う。しかしシーズンが経過するにつれて、KERSを走らせるのがアドバンテージになるのかどうか疑問視されるサーキットも出てくるだろう。1戦ごとにKERSのメリットを評価していく必要があるが、中国はメリットのあるコースだと思う」
「全体的にこのシステムは効果を上げている。オーバーテイクや後方に対する防御が楽になるし、スタートでも明らかに効果を発揮しており、期待したようなアドバンテージを生んでいる」
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ルノー、今後もKERSを積極的に使用
