ルノーは、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルにばかりエンジントラブルが集中して起きているのは不可解だと述べている。

 ヨーロッパGPの土曜フリー走行でベッテルのマシンが搭載するルノーエンジンにトラブルが発生、翌日の決勝でもエンジントラブルのためにリタイアを喫することになった。これによってベッテルは貴重なポイントを失うと共に、シーズン終盤に向けて新品のエンジンが残り少なくなり、タイトル争いにおいて非常に苦しい立場に立たされることになった。
 これ以前にもベッテルはエンジントラブルに見舞われているが、他のルノーエンジンユーザーの、レッドブル・レーシングのチームメイト、マーク・ウエーバー、ルノーチームのフェルナンド・アロンソとロメイン・グロージャン(ネルソン・ピケ)にはトラブルはない。レッドブルでルノーエンジンのサポートエンジニアを務めるファブリス・ロムは、なぜこういうことが起こるのか理解できないと認めている。

「ベッテルとレッドブルにのみトラブルが起こる、客観的理由は存在しない」とロムはドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌にコメントしている。
「レッドブルのエンジンはルノーチームと同じ温度で使用されており、ベッテルのドライビングスタイルも(トラブルには)全く関係がない」

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