市販車のロータス・カーズを所有し、ロータス・ルノーGPのスポンサーを務めているグループ・ロータスと、チーム・ロータスを運営する1マレーシア・レーシングチーム、プロトンの3者は9日、2012年に向けて“ロータス”の名称問題が終結したことを受け、共同リリースを発行した。

 2010年の新規参戦チームのうち、往年の伝説的F1チーム『ロータス』の名称を使用したロータス・レーシングは、当初グループ・ロータスやマレーシアのバックアップを得て初年度のF1を戦っていたものの、その後エア・アジアなどを運営するトニー・フェルナンデス率いる1マレーシア・レーシングチームとグループ・ロータスの間で関係が悪化。グループ・ロータスはルノーF1チームにスポンサードを開始し、2011年は『ロータス・ルノーGP』と、名称権利を買い取った『チーム・ロータス』の2チームがF1に参戦する事態となっていた。

 その後『チーム・ロータス』側では、イギリスのスポーツカーメーカーであるケーターハムを買収。両者は和解に至り、来季は『ロータス・ルノーGP』は『ロータス』に、『チーム・ロータス』は『ケーターハム』に名称を変更することで11月6日に正式にFIAの承認が降りていた。

 これを受けてグループ・ロータス、1マレーシア・レーシング、プロトンの3者は9日プレスリリースを発行。「『ロータス』と『チーム・ロータス』ブランドに関する法廷紛争が友好的に終わったことを3者は喜んで発表したい。和解の条件は極秘だが、『ロータス』のブランドがグループ・ロータスの下で再びひとつになることを宣言する」とした。

「これは、F1における『ロータス』と『チーム・ロータス』に関する権利も含んでいる。1マレーシア・レーシングは2012年、『ケーターハムF1チーム』の名でF1シーズンを戦い、『ケーターハム』シャシーを使用する」

「また、今回の和解において協同関係が結ばれ、両者は今後自動車業界において協力していく」

 結果的に『ロータス』の名称を勝ちとる形になったグループ・ロータスのCEOダニ・バハールは、今回の決定を受けて「グループ・ロータスとプロトンに代わって、この喜びがどれほどなのかを表したい。これで我々は将来を楽しみにすることができる」とコメントしている。

「今回の件が非常に難しく、混乱した時をファンに与えてしまったことを我々は理解している。だから我々がこの問題を解決することができて余計に喜んでいるのだ。ファンの皆さんのサポートに感謝したい。これがすべてだ」

 また、現在のチーム・ロータスでCEOを務めるリアド・アスマットは「我々はF1の世界に『チーム・ロータス』の名前を呼び戻すことにたくさんの努力を払ったし、だからこそ今、この名称と別れることを悲しんでいる。しかし、我々は将来の運命を自らつかんでいるんだ。我々はもう誰からも比較されることはない」と語る。

「我々は自身の歴史をこれから作っていく。そしてこれからもずっとグリーンとイエローのカラーリングを纏っていくつもりだ」

「『ケーターハムF1チーム』という名前で戦う来シーズンを楽しみにしている。我々の不屈のスピリットとトラックでの走りをぜひ応援して欲しい。我々は勝利への戦いを続けていく」

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