2日、スーパーGT&フォーミュラ・ニッポンで活躍する中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が、御殿場市立富士岡小学校を訪問し特別授業を実施した。
11月11日〜13日に行われるJAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011では、スーパーGTのフリー走行と公式予選、フォーミュラ・ニッポンのフリー走行などを行う11月11日に、富士スピードウェイの地元である小山町、御殿場市、裾野市の公立小学校10校の児童および静岡県立御殿場特別支援学校高等部の生徒約600名を招待し、体験学習としての『レース見学会』を実施する予定になっており、今回の一貴の訪問は、その『レース見学会』の一環となるもの。
この『レース見学会』は、地元のこどもたちに自分の街が“モータースポーツの街”であることを理解してもらうために実施するもので、当日は生のレースの魅力を体感してもらうほか、場内施設見学なども実施する予定となっている。
一貴は2日、2008年式のPETRONAS TOM'S SC430と、チームの東條力エンジニアをともない『レース見学会』の特別授業を実施。11日に富士スピードウェイを訪問する予定の10校のひとつ、御殿場市立富士岡小学校5年生の児童約90名を対象に、マシンを使って市販車との違いを説明したり、レーシングドライバーのメカニックの仕事について説明。学習後にマシンのエンジン始動を実施すると、子どもたちから歓声が上がった。
その後、一貴と東條エンジニアは静岡県立御殿場特別支援学校を表敬訪問し、高等部1年生約30名の生徒にプレゼントを贈呈したり一緒に写真に納まるなど交流した。