2015年F1第16戦アメリカGPの公式予選Q1は、レッドブルのダニエル・リカルドがトップタイムを記録した。

 土曜の悪天候で日曜の朝に延期された予選。セッション開始時刻の午前9時の時点もサーキットは雨が降り続いており、コースはヘビーウエット。レースコントロールからは原則フルウエットタイヤの使用が命じられている。
 決勝のグリッドを争う予選は今回も通常通りの60分。Q1開始時の気温は15度、路面温度は16度を記録した。18分間で争われるQ1は、全20台のうち上位15台がQ2に進出する。

 セッションが始まると全車が一斉にコースインに向かっていき続々とアタックを開始。チームからは最初の10分がベストコンディションという情報が伝えられており、各車はトラフィックを避けながら計測ラップに移った。

 しかし、ルイス・ハミルトンが早くも1分59秒台のタイムでトップに浮上、11台のマシンがタイムをマークしたところで、トロロッソのカルロス・サインツJr.が3コーナーでコースオフしてクラッシュ。早くも赤旗が振られてしまう。
 バリヤにノーズから突っ込んだサインツJr.のSTR10は、サスペンションを含むフロントセクションに大きなダメージを負ってしまい、サインツJr.はマシンを降りることになった。

 セッションは5分ほどのインターバルを挟んで、残り12分46秒から再開。フェラーリのキミ・ライコネンを先頭に再び多くのマシンがコースインして計測ラップに入っていった。
 そこからは時間とともにタイムも上昇。自らのトップタイムをハミルトンが更新すると、続いてニコ・ロズベルグ、ダニエル・リカルド、ハミルトンとトップが入れ替わり、最後は1分56秒495をマークしたレッドブルのリカルドがトップでQ2進出を果たした。

 一方、10グリッドの降格が決まっているフェラーリ勢はライコネンが5番手に入ったものの、チームメイトのセバスチャン・ベッテルはセッション再開直後にアクアプレーニングを起こしてハーフスピンを喫すると、イン側のバリヤに左リヤを軽くヒット。大きなダメージとはならなかったものの、ピットに戻ったベッテルのタイムはQ1通過ラインぎりぎりの15番手まで落ちてしまった。

 だが、ラストアタックでノックアウトゾーンからの挽回を狙ったザウバー2台がベッテルのタイムを上回れなかったため、ベッテルはなんとかQ2進出を果たした。

 マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが10番手、ジェンソン・バトンも12番手につけ、2台揃ってQ1突破を果たしている。

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