年内最後のレースは超スプリントレースに
2011年11月12日(土)・13日(日) FUJI SPRINT CUP 富士スピードウェイ
2011年SUPER GTのシーズンは、レガシィB4 GT300が年間2勝を挙げランキング4位で幕を閉じたが、今年最後のレースがまだ残っている。それが、「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」だ。
昨年から始まったこの特別戦は、国内最高峰ツーリングカーレース「SUPER GT」とフォーミュラカーレース「Formula Nippon」を同時開催するという一大イベント。シーズン中のSUPER GTは2名のドライバーが交代して250kmを超えるロングレースになるが、この大会では100kmという距離をドライバー1名で走りきるレースを2回行う。タイヤ交換やピットイン義務もなく、まさにスプリントレースが2回も見られることになる。
ドライバーの佐々木孝太はスプリントカップに向けて「最終戦は悔しい結果になりましたが、クルマのポテンシャルをすごく感じられるレースでもありました。年内最後のレガシィB4のレースになるので、目一杯やってやろうと思っています。去年のスプリントカップはちょっと悲しい結果になってしまいましたが、先日のモータースポーツジャパンのときに、デモランなどでスタンディングスタートも練習してきましたし、今年は全然違う戦いができる自信があります!」と意気込みを語っている。
「FUJI SPRINT CUP」では、SUPER GT、Formula Nipponの他、応援のトップドライバーたちによる「レジェンドカップ」などサポートイベントも盛りだくさんで、さらにこれらに出場する全ドライバーを東軍と西軍に分けて争われる「東西対抗戦」も行われる。レガシィB4をドライブする山野哲也と佐々木孝太も、同じマシンに乗るチームメイトだが、東西対抗戦ではライバル同士となる。チーム内バトルも見どころの一つ。
「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」は、11月11日(金)に予選が行われ、12日(土)の第1レースで佐々木孝太が、13日(日)の第2レースで山野哲也が出場する予定。
