日本人のベテランジャーナリスト、柴田久仁夫氏によれば、F1の世界は“明らかに”小林可夢偉不在のまま進んでいるという。Motorsport.comが伝えた。
1980年のF1ワールドチャンピオン、アラン・ジョーンズ氏曰く、“日本人歴代最高のF1ドライバー”である可夢偉は、2013年のザウバーのレースシートを失って以来、F1でのポジションを未だ手にすることができていない。
「キミ(ライコネン)を目にしなかったのは公の場だけで、紙面上ではそうではありません」と、柴田氏は語っている。
「12月の段階でさえ、彼のマネージメントは、2月に(可夢偉が)テストできる場があると強く信じていたようですが、明らかに何もありませんでした。ヘレステストは彼がいないまま行われました」
では、可夢偉は「他のモーターレーシングで居場所を見つけることができたのか?」という問いに柴田氏は次のように応じている。
「それに関しては何も知りません」
「可夢偉はあらゆる(努力)をF1だけに向けることを望み、おそらくはフォース・インディアと交渉していました。しかし何かがあれば、彼はここ(ヘレス)でマシンを走らせていたはずです」
「私は心配です。ファンは可夢偉が一旦F1を離れたら、復帰できなくなることを恐れており、私もそれについては同じ思いです」
「グランプリレーシングの歴史は、復帰することがいかに難しいかを繰り返し証明しています」
今のように“ペイドライバー”がはびこるF1では可夢偉の他にもヘイキ・コバライネンやティモグロックといった実力あるドライバーたちがシートを追われている。
「昨年と今年を比べるといい」と、元F1ドライバーで現在はケーターハムのシャルル・ピックのマネージャーを務めるオリビエ・パニスがf1news.ruに語っている。
「F1は最近も表彰台に立ったものを含め、7、8人のドライバーを失っている」
「難しいスポーツだ。すべてをドライバーに頼るというわけにはいかない。悲しいことだが、それが現実だ」
