HRTのビタントニオ・リウッツィに、次戦シンガポールGPでのグリッド降格ペナルティが下されたことが分かった。
決勝を最後尾からスタートしたリウッツィは、1コーナーへのアプローチでブレーキングと共にバランスを失い、コントロール不能のままビタリー・ペトロフとニコ・ロズベルグに激しく接触。2台をその場でリタイアに追い込んだ。
スタート直後に起こったこの多重クラッシュにより、レースは3周目までセーフティカーが先導。また、このクラッシュでは、セバスチャン・ブエミとルーベンス・バリチェロ、小林可夢偉もマシンにダメージを受け、ピットインを余儀なくされた。
リウッツィには、2週間後のシンガポールGPで決勝の5グリッド降格というペナルティが与えられた。
