LEXUS Team LeMans ENEOS
RACE REPORT-2012/5/5

Round2 富士スピードウェイ
SUPER GT 2012 series
5月3日(木)予選 / 5月4日(金)決勝

 2戦目を迎えたSUPER GT第2戦は、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。例年ゴールデンウィーク真っ只中に開催されるこの富士戦だが、今年はレース距離500kmで行われた。LEXUS TEAM LeMans ENEOSは、長丁場の一戦を攻略すべく富士へと乗り込んだ。

 5月3日(木)、あいにくの雨天となったこの日は、午後に予選が行われた。気温17℃、路面温度20℃。今回の予選はスーパーラップ方式で、まずは13:15~13:30の15分間のQ1で10番手以内に入り、スーパーラップの出場権を得なければならない。Q1に出走したのは伊藤。序盤から上位タイムを刻み、5番手を獲得。15:02からは500クラスのスーパーラップが行われ、Q1の獲得順位の逆順で1台ずつ出走し、各車1周に賭けたアタックを行う。ENEOS SUSTINA SC430は大嶋が6番目に出走。大嶋は完璧なアタックを見せ、トップとわずか0.066秒差で2番手を獲得した。

 5月4日(金)、曇天ながら前日の雨は上がり、午前中にほぼコース上は乾いていた。決勝レース開始前の気温19℃、路面温度23℃。14:00のフォーメーションラップ開始を前に、グリッド上でいよいよスタートの時を迎えようという頃になって雨粒が落ち始めた。ENEOS SUSTINA SC430のスタートドライバーは大嶋。大嶋をはじめ全車がスリックタイヤのままスタートしたが、雨量は増え、SC(セーフティーカー)先導でのスタートとなった。大嶋は2周を終えてピットに入り、浅溝のレインタイヤに交換。3周目を終えてSCがコース上を去ると、4周目より実質レースがスタートした。大嶋はいったん順位を落とすも、5周目には順位を戻し2番手。6周を終える頃には空には再び晴れ間が見え始め、雨は徐々に小降りになる。路面が乾き始めた状況から、17周を終えて大嶋はピットに入り、スリックタイヤに交換。同時に給油も済ませてコースに戻ったところ、ピット出口でストレート上を走行してきた300クラスのマシンと接触してしまう。4番手でコースに戻った大嶋は、タイヤがまだ温まっていない間に3台に先行され7番手に。そして先ほどの接触によりドライブスルーペナルティを科され、23周を終えてピットロードを通過し、ここで9番手に順位を落とす。さらにはピット作業違反、これは給油中にタイヤ交換を行ってしまったものであるが、同様にドライブスルーペナルティが科され、27周で再びピットロードを通過し12番手に。そこから前車のピットインなどで5番手まで順位を上げ、49周を終えて予定のピットインを行い、ここでドライバーは伊藤に交代。給油とタイヤ交換も済ませ、コースに戻って12番手。61周では、300クラスのマシンのアクシデントによりSCが導入される。伊藤はこの時、トップと1周遅れの11番手。66周を終えるまでSC先導での走行となり、67周の開始と同時にレースはリスタート。この周、前車が1台コースアウト、また伊藤が前車を1台をパスしたことで2つポジションを上げ9番手。72周で前車のピットインにより8番手。87周を終えて、予定のピットインを行い、ここで再びドライバーは大嶋に交代。大嶋は9番手でコースに戻る。レースもいよいよ終盤を迎えようという頃、再びコース上には雨が降り始める。残りは10周余り、大嶋はレインタイヤへの交換を選択し、100周を終えてピットに入り、浅溝のレインタイヤに交換。11番手でコースに戻り、104周で前車のピットインにより10番手。ポイント圏内の10位でチェッカーを受けた。

⇒黒澤琢弥 監督のコメント:
「決勝スタートまでは完璧な流れでしたが、残念ながらまだまだ課題というか、いっぱいやらなきゃいけないことがあるのかなと。ピット作業違反については、給油リグが抜けたと同時にタイヤマンにランプで知らせるシステムになっているんですが、これに不具合が生じたためのものでした。不運の出来事でしたが、それにしても2回ドライブスルーペナルティを受けるというのは、プロのチームとして情けない結果だったなと思います。次のレースは何としても勝つということで、また次頑張ります。」

⇒伊藤大輔のコメント:
「今回も残念な結果になってしまいました。難しいコンディションではあったんですが、うまくレースを組み立てられませんでした。予選2位という良い材料もあるので、次こそそれをちゃんとレースで結果につなげられるように、またチーム一丸となって頑張ります。ありがとうございました。」

⇒大嶋和也のコメント:
「フリー走行から予選までは、雨が降ってすごく不安定なコンディションだったんですけど、そこでうまくセッティングも合わせることができて、予選ではトップと僅差の2位、そこまでは非常にいい流れだったと思います。決勝では、スタート直前に雨が降ってきて、SCスタートでその後タイヤをどうするかというところで、結局レインタイヤに換えることにしました。その判断は悪くなかったし、まだその時は優勝できるかなと思ってたんですが、僕のミスで300クラスのマシンと接触してしまって本当に申し訳ないなと思ってます。さらにピット作業でもドライブスルーを受け、ここで一気に順位を落としてしまいました。ただその後も決して諦めることなく、何とかポイントを取れたのは良かったのかなと思うんですけど、大事なところでミスしたことが悔しいし、ペース自体も優勝するほどのものではなかったのかなという反省もあります。もっともっとクルマもドライバーも頑張って良くしていかねばと思います。次戦のセパンはあまりLEXUS勢が得意としているコースではないですが、そうも言ってられないので、できる限りの準備をして、優勝できるようにしっかりやりたいです。」

◆観客動員数 (予選)26,000人 (決勝)57,000人
◆今戦の獲得ポイント 1ポイント
◆シリーズランキング 13位

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