IZODインディカー・シリーズ第3戦アラバマ初日を迎えた佐藤琢磨。プラクティス2回目では序々にセッティングを進めていき、6番手の順位でセッションを終えた。明日の予選は午前中に行われるとあって、コンディションの変化に不安を隠せないものの、本日のベストはトラフィックの中でのタイム。クリアラップで走ることができれば、さらに上位のポジションも狙えるはず!
IZODインディカー・シリーズ 2010 第3戦
バーバー・モータースポーツパーク
プラクティス2終了後:「マシンバランスを良いところに持ってこれたので、明日に向けてはポジティブです」
Q:最後に好タイムが出ましたね。プラクティス1回目からセッティングを大きく向上できましたか?
A:そうですね。一気にジャンプアップしたわけじゃないんだけど、少しずつ少しずつ良くなりましたね。プラクティス1回目ではマシンのレスポンスが良くなかったんですが、そこでトライしたことで、クルマがセッティング変更に対してどのような動きをするのかを少しずつ理解できたので、第2セッションはアプローチを変えて、少しずつクルマを変えていって、ひとつずつ組み合わせた感じでしたね。マシンは良くなってますけど、まだ理想としているフィーリングではないんですよね。
Q:でも、もうこれで明日は予選ですよね? 理想に向けてセッティングを変えますか?
A:あまり大きな冒険はできないですよね。ただ、2回目のセッションでバランスを良いところに持ってくることができた。その点は明日に向けてポジティブですよね。
Q:インディカーではスケジュールがイベント毎に違う。そこも難しくしているところだと思います。
A:すごい困ります。難しいですよね。でも、みんなが同じ条件なので、文句を言うつもりはないですけど。イベントによってタイムスケジュールが変わるし、プラクティスの数が変わってしまうっていうのがね……。今日このセッションを終わって、明日いきなり予選というのは難しいですよ。
Q:せめてウォームアップぐらいがあればいいですよね。
A:そうなんです。そうするとせめて、今日の夜にクルマを変えた部分を確認することができる。あと、明日の予選は午前中なので、路面温度が今日のプラクティス2回目とはまた全然違ってくるんだと思う。開幕前にやった合同テストと、今日との間ぐらいの気温、路面温度になるんじゃないのかな? そういうコンディションでクルマがどう動くのかは、今日は朝から暖かかったので試せていない。だから、本当にどうなるのかわからないですよね、明日の予選は。エンジニアとよくデータを見て、セッティングをどうするか決めたいと思います。
Q:開幕2戦とも予選で第2ステージに進んでいますので、次は第3ステージに進むことを期待してます。今日はそこへ食い込める6番手のタイムでした。
A:そうですね。でも、今日のタイムはニュータイヤを使った人も使ってない人もいるだろうから、一概にラップタイムだけでは喜べないけど、少なくともセッション1、セッション2とシッカリと前に進めたのは自分たちとしてはポジティブですよね。この感じで今後もしっかりとした土台づくりをしていきたいですね。
Q:セッションの最後にファストラップを続けて出した時、実はもっと良いタイムが出せるはずだったのにとクルーが話していましたが、何があったんですか?
A:ちょっとトラフィックがね……。うーん、明らかに僕が来てるのがわかってて、彼女が前でミスして差が詰まって、またミスして……と2回ぐらいベストラップになってるところで引っかかっちゃったんです。今日はまだ予選じゃないのでいいのですが、ただ、もうちょっとフェアにやってくれたら、というのはありますね。これはチームが相手側に話をしています。僕としては明日の予選でクリアラップが取れれば問題ありません。
