鈴鹿サーキットで幕を明けたF1第16戦日本GPは、金曜午後2時から2回目のフリー走行が行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが1回目に続きトップタイムをマークした。BMWザウバーの小林可夢偉は12番手、HRTの山本左近は24番手で初日を終えている。
朝に比べサーキット上空には雲が広がったものの、午後のセッションも引き続きドライコンディションで走行はスタートした。気温は25度、路面温度38度、湿度は57%となっている。
序盤はコースオープンを皮切りに多くのマシンが走行を重ねていくが、朝の走行でクラッシュを喫したルイス・ハミルトンだけはガレージに待機したまま。序盤は一度もコースに出てくることなく、マシンの修復作業に追われることになった。
その間コース上では、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークしてセッションをリードするも、開始20分を前にレッドブルのマーク・ウエーバーが1分32秒台に入れてアロンソのタイムを更新。その直後にはチームメイトのベッテルが1分32秒210までタイムを縮め、レッドブルが1-2態勢を築いて早くもセッションをリードしていった。
中盤に入ると、各車ともロングランやコンパウンドの柔らかいソフトタイヤを投入するなどそれぞれのプログラムで周回を重ね、上位のタイムもしばらくは更新されない状態が続いた。
そのなか、ロバート・クビカとセバスチャン・ブエミはダンロップコーナーでスピンを喫してしまうが、両者ともにダメージなく再走を果たす。折り返しの45分を過ぎてからも上位のタイムは膠着状態のまま。フェラーリのフェリペ・マッサはビタリー・ペトロフを上回り3番手に上がっている。
しかし、セッションが残り30分を迎えると、レッドブルの2台が立て続けにタイムを更新し、ベッテルが1分31秒465までタイムを縮める。ウエーバーも同じく31秒台で2番手をキープ。それに対し3、4番手につけるクビカとアロンソは未だ32秒台とレッドブル勢を脅かすには至っていない。
そのままレッドブルのタイムはセッション終盤も破られることなく、1回目に続きベッテル、ウエーバーという1-2で初日のセッションは終了となった。3、4番手もクビカ、アロンソで変わらず、5番手にマッサ、6番手ジェンソン・バトンとなり、ペトロフを挟んでミハエル・シューマッハーが8番手につける結果となった。
一方、朝のクラッシュの影響で終始マシンの修復に追われたハミルトンは残り8分のところでようやくコースに復帰すると、トータル8周をこなし、1分33秒481というタイムで13番手につけた。
ザウバーの可夢偉は31周を走り、ハミルトンの前12番手。HRTの左近も34周と多くの周回を重ねた。
