フォーミュラ・ニッポンに参戦するチーム・インパルが9日、富士スピードウェイで昨年までFニッポンで使用されていたFN06を改良した2シーターFニッポンマシンをシェイクダウンした。
この2シーターFN06は、2008年までFニッポンで使用されていたローラB06/51を改良したもので、チーム・インパルがプロモーション、イベント等での使用を想定して製作したもの。すでにサーキットからも問い合わせがあるという。
過去にもローラB351を使用した2シーターFニッポンマシンはあったが、今回のマシンは08年まで現役だったものを使用しており、さらに通常のFN06からホイールベース、トレッド等一切変わっていない(B351の2シーターはホイールベースが延長されていた)。ドライバーのコクピットをやや前に出し、燃料タンクがあった部分にパッセンジャーが座る形となっている。
この日は短い走行枠の中で、平手晃平がマシンをドライブ。1周のテスト走行の後、さっそくパッセンジャーを乗せて走行した。オートスポーツweb編集部員も体験することができたので、その様子はまた追ってレポートしたい。