スポーツカーのニュースを報じるEndurance-infoによれば、2010年のスーパーGT300クラスへの参戦を目指すサンダーアジア・レーシングのモスラーMT900RがスーパーGT用にエンジンを換装、着々と準備を進めているという。
2009年シリーズの第4戦セパンにGT3仕様のモスラーで参戦したメルビン・チョー率いるサンダーアジア・レーシングは、チョー自ら2010年のスーパーGT参戦を目指すと公言、シンガポールでのスーパーGT開催に協力するなど、積極的に活動している。
昨年の参戦時はGT3仕様のモスラーを使用していたサンダーアジア・レーシングだが、Endurance-infoによれば、セパンでチョーと組んだマーティン・ショート率いるロールセンター・レーシングで新たにGT300向けの車両を製作。ジャッドエンジンを搭載するという。
チョーはこれまで使用していたGT3仕様のモスラーもそのままキープし、GT3アジアシリーズとマレーシアのメルデカ・ミレニアム12時間レース向けに使用する模様。積極的な活動を展開するサンダーアジア・レーシングが果たしてスーパーGTに登場するのか? 間もなく締め切られるエントリーから目が離せないところだ。