スーパーGTシリーズをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は4日、2014年のクラスII(GT300)の参加車両について、エントラント向けに告知した。

 スーパーGT300クラスでは、2012年から国産車を中心としたJAF-GT車両と、ヨーロッパを中心に多くの車種が流通しているFIA-GT3規定車両の二本柱で争われており、GT3車両についてはヨーロッパで開催されているFIAのバランス・オブ・パフォーマンス(BoP)の数値を採用してきた。

 このBoPの数値については、エントラント側からヨーロッパで多数のエントリーを誇るブランパン耐久シリーズに合わせて欲しいという要望も出され、第7戦オートポリスで開催されたGTエントラント会議の結果、公式戦終了後のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPではブランパン耐久のBoPが採用された経緯がある。

 4日、GTAからエントラント向けに出された発表によれば、JAF-GT車両のBoPについてはこれまでと同様、GTAからブルテンで出されるものの、FIA-GT3車両の参加条件についてはこれまでとは異なる記載がされた。

 今回GTAから発表された内容は「2014年もしくは2013年のFIAおよびブランパンシリーズのBoPが設定された車両とし、BoPはGTAが決定する」というもの。また、「FIA-GT3車両とJAF-GT300車両間で性能調整が必要な場合のFIA-GT3車両の調整は、GTAが車種別に行う」とされている。

 つまり、来季のGT300クラスに参加が可能なGT3車両は、FIA-GT3、もしくはブランパン耐久によってBoPが設定された13年仕様、もしくは14年仕様の車両となるが、このそれぞれに対するBoPについては、両シリーズどちらかのBoPを採用するのではなく、GTAが個別に設定することになる。

 また、タイヤサイズについても、車両別の公認に沿ってコンプリートサイズをGTAが決定すると記載されている。ちなみに、ホイールについては14年からGT3公認規定が変更され最低重量が増えるが、13年仕様車は13年仕様ホイールが装着できるものの、14年仕様は14年用のホイールを装着しなければならない。

 GT300クラスのBoPは、その勢力図に大きな影響を及ぼすもの。スーパーGTではタイヤコンペティションなどヨーロッパとは異なる事情があり、FIA-GTのBoPのとおりにはいかなかった部分もあった。GTAによるBoPで勢力図は変化するのだろうか?

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