ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話:ブラジルGP編。昨年は本誌で連載していたこちらのコラム。今年は【携帯サイト限定】版としてお届けしていきます!

老舗サーキットからアブダビへ
 ブラジルGPがルイス・ハミルトンの勝利で決着したとき、F1関係者の大半は、このままインテルラゴスでシーズンが閉幕することを願っていたのではなかろうか。施設は老朽化して、お世辞にもきれいとは言えないが、トラック自体は素晴らしく、何よりその歴史と伝統がえも言われぬ雰囲気を醸し出す老舗サーキット。ここで1年の戦いを締めくくるのが、F1世界選手権シリーズにもっとも相応しい終わり方のように思えるのだ。

 しかし、決まりは決まり。どんなに気が進まなくても、我々は最終戦アブダビに向かわなくてはならない。ヨーロッパからさして遠くはなく、施設もビックリするくらい豪華だが、トラックがすこぶる凡庸なので、面白いレースを期待するだけ無駄というもの。主催者側の発表によると、イベントは例によって大盛況で、パドッククラブのチケットも順調にはけているのだそうだ。バーレーンでも感じたことだが、してみるとアラブの金持ちの間では、高価なチケットを買うだけ買って行かない、というのが流行っているらしい。

 トラックがつまらないのは、カレンダーに記載されたどの会場よりも低速コーナーが多い、という事情も与っている。レースの質よりもスポンサー接待を重視したヤス・マリーナのサーキット・デザインは、現代F1の悪弊をそのまま具現化したようなしつらえ。その点ブラジルはまったく正反対で、VIPゲストを気分良くさせる何物も持ち合わせていないくせに、レースを面白くするあらゆる要素をそなえている。ただし、今年に限って言えば雨だけは別で、ブラジルGPはオースチン以来ずっと雨の予報が続いていたにも拘らず、いざフタを開けてみればかってなかったほど乾燥したイベントとなったのだった。

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