ロータスのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、キミ・ライコネンとの契約を延長することを希望しているが、そのために自分たちの予算を超えた多額の金銭を支払うつもりはないと語った。

 ライコネンとレッドブルの交渉は決裂し、ライコネンにとって来季の有力な選択肢はロータスとフェラーリであるとみられている。

 ロータスはライコネンの残留を望み、ライコネンも同チームには満足していると繰り返し述べているが、ロータスが強力なマシンを用意するのに十分な資金を確保できるかどうかが問題となっている。
 過去にライコネンへの支払いが遅れたこともあり、金銭的な問題が両者の契約においてカギになるものとみられている。

 ブーリエは、ライコネンを確保するためだけに金銭的に無理をするつもりはないと語っている。

「キミとの話し合いは終わっていない。これからも続けていきたいと思っている」とブーリエ。
「キミはチームにとって望ましい存在だ。非常に優れたドライバーであり、彼の素晴らしさは誰もが知っている」
「彼は、自分たちが目指す正しい位置に立つために必要な認識を我々に与えてくれる。彼はこのチームとの相性がいいし、我々のチームの方も彼との相性がいいと思う」
「私は彼を来年も走らせたい。だが適切な条件の下で残留させたい」
「金銭的に彼と契約する余裕がないのであれば、彼を残したいとは思わない。そんなことをすれば彼は我々にとって悩みの種になり、そういう状況から上を目指すのは難しいだろう」
「だが可能であれば、彼を残したいと思っている」

 6月、ロータスF1チームのオーナー、ジニー・キャピタルが、同チームの株式35パーセントを新たな投資者インフィニティ・レーシングに売却することが発表され、その際チームは、「今回の新しい投資により、チームの財政状態の安定を図ることができ、エンストンのチームがワールドチャンピオンシップでの成功を目指す上で成長目的を維持することができる」と述べていた。しかしその取り引きはまだ完了していないものとみられている。

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