3月16日〜17日に開催されたスーパーGT岡山公式テスト。その時に走行した車両のカーナンバーベースに、『ZF.com/jp』の文字と、見慣れないロゴが貼られていたのを見つけたファンも多いだろう。このロゴは、ドイツのZF社のものだが、そのZF社のホームページに、日本語モータースポーツサイトが開設されている。
ZF社は、正式名称を『ゼットエフ・フリードリヒスハーフェンAG』と言い、レース用クラッチやもともと『SACHS(ザックス)』ブランドで知られている、ダンパーをはじめとする自動車パーツおよびコンポーネントの総合メーカーだ。
モータースポーツ界でも広く活躍しており、今季からWRC世界ラリー選手権に参戦するフォルクスワーゲン・ポロR WRCのクラッチや、F1開幕戦オーストリアGPで優勝を飾ったロータスのクラッチもサポートしている。
そんなZFの日本法人が、3月から日本語のモータースポーツサイトを開設。ZF社が関係しているモータースポーツカテゴリーのレポートや特集コンテンツが予告されているほか、日本の学生フォーミュラ活動にも関与しているという。カバー予定のレースカテゴリーとして、DTMやWEC、WRCとともに、すでにスーパーGTが並んでいるのが興味深い。
また、『SUPER GTレポーター』のタブをクリックすると、レースファン参加型プログラムである『ZF SUPER GTレポーター』が間もなくスタートすると記されており、予告編動画も見ることができる。
まだスーパーGTとの関与について正式なアナウンスはないが、今後さまざまな形でスーパーGTに関わっていくことになりそうなZF。公式Facebookページも運用が開始されているので、こちらでも情報が明らかにされていくことになりそうだ。
ZFジャパン・モータースポーツwebサイト
www.zfmotorsports.jp
ZF SUPER GTレポーター [予告編]