今季IZODインディカー・シリーズで日本人としてただひとりシリーズで参戦する佐藤琢磨は26日、東北地方太平洋沖地震の被災者に向けたプロジェクト『With you Japan』を立ち上げたと発表した。

 琢磨はすでにインディカー・シリーズのオープンテストでも自らの発案により“Pray for Japan”と掲げ日本の被災者の人々の安全を祈ったが、その後、被災地に向けて琢磨は各方面に呼びかけ、インディカー・シリーズの開幕戦セントピーターズバーグで参戦するドライバー全員が左右1セットのレーシンググローブを義援金募金のチャリティオークションに寄贈することに賛同。まずはひとつ形として実現させたという。

 今回、琢磨はチャリティオークションにグローブを選んだ理由として「アメリカと日本が手と手をとりあって協力しあう友情の証となること」を挙げる。このオークションの売り上げは、被災地の子供たちに焦点をあてた支援活動団体に募金される予定とのことだ。

 琢磨は開幕戦セントピーターズバーグで自らのゼッケン5番のマシンに『With you Japan』のロゴを掲げ広く全米にアピールしていくほか、ひとりでも多くの被災者の方々や困難な救援活動を展開されている人々の励みになることを願い『With you Japan』のチャリティロゴを提供するなど、長期的な展望のもと震災で深く傷ついた子供たちに焦点をあてて、さまざまな支援活動を行っていく予定だという。

「日本は困難に直面しています。被災者の皆さんは言葉では言い表せない苦痛を経験され、とりわけ子供たちは大きな恐怖を感じ、先の見えない不安な状態が続いていると思います」と琢磨。

「自分にできることは限られていますが、インディカーシリーズを戦っていることもあり、アメリカから日本を少しでも支援する活動を行いたいと思います。今こそ、全員が手と手をとりあい、心をひとつにして歩む時です。このキャンペーンにより、多少なりとも被災地の皆さん、特に子供たちの力になれることを願っています」

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