スーパーフォーミュラ第4戦もてぎの決勝レースで表彰台を獲得した石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)の3人が、今回のレースを振り返った。

●石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING):優勝
自分のレース人生の中でも、ここまで順調にいくことがなかったので、こんなに上手くいくとは、という感じです。昨日から逃げるレースがしたいとは言っていましたが、スタートしてからも後続を離していけたので、前回勝った時とは違い、ひとりでレースをしている感じでしたね。

正直、後半の(中嶋)一貴選手のペースにはビックリしました。毎周サインボードでタイム差を見ていました。楽にレースができるかなと思っていましたが、後半は追い付かれそうにもなっていたので、最後まで気を抜かずにプッシュしました。もてぎの特性上、ブレーキングポイントでちょっと飛び込み過ぎるとコースアウトする危険性もあるので、毎周プッシュしながらも安定して走るのは難しかったです。でも、最後まで集中力を途切らせずに走れました。

フォーメーションラップ15秒前にギアを1速に入れようとしたら何も反応が無く、何度か試してみてもダメでした。慌てながらも一旦冷静になって、ギア回りを確認してみると、いつもは乗り込んだ時にチームがオンにしてくれるTCU(ギア回りをコントロールするスイッチ)がオフになっていたので自分で入れました。ただ、オンにしてもすぐにはクルマは動かなくて、2~3回試してやっと動いたという感じです。

今後はレイアウトが全然違うサーキットが続きますが、ここにいる3チームはクルマも仕上がっていて、調子が良いというのは変わらないと思います。サーキットに合わせてマシンを作りこむことができたり、急な天候の変化にもしっかり対応ができるかの違いで勝敗が分かれると思います。

2勝すればタイトルが見えてくるかと思っていましたが、有力なライバルたちも表彰台に乗ってきてしまうので、3勝目を挙げないとタイトルは見えてこないかなと思います。これまでタイトル争いをできていないので、(タイトルの)獲り方は分かりませんが、勝ちを狙っていくしかないと思っています。

●中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S):決勝2位
今週末の流れは決して悪くはなくて、予選も最終コーナーで失敗をしなければ2番手になれたかもしれませんでした。でも、もし2番手になっていたら、濡れたラインからのスタートになっていたと思うので、何がどう転ぶか分かりませんね(笑)。

決勝のスタートは狙っていましたが、1コーナーまでの距離が短いので、どこまで行けるかなという気持ちでしたね。幸いイン側のグリッドは濡れていて、(自分のグリッドである)アウト側のグリッド路面は乾いていたので、割と思い通りのスタートだったと思います。また(小林)可夢偉選手を1コーナーのブレーキングでうまく抜くことができたのも良かったですね。最後には追い上げることもできましたし、得意とは言えないもてぎで2位を獲得できたことは、前回の2戦と比べれば今後につながるレースができたと思います。

最後の方で石浦選手とのギャップが詰まっていていたので、(石浦選手の)トラブルかガス欠を期待していましたが、それはありませんでしたね。でも、石浦選手が失敗でもしない限り、抜くことは難しかったと思います。

今季の残り3戦は、もてぎや富士よりは希望が持てるサーキットだと思います。ここまでは予選も含めてあまりうまくはいっていませんが、ここまで粘ることができているので、後半戦が楽しみです。

●ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL):決勝3位
表彰台に上ることはできたけど、ボクたちは優勝を目指していたから、完全にうまくいったとは言えないね。予選ではボクのミスでポジションを上げることができなくて悔しい思いもした。決勝では、ボクのいるイン側のグリッドは濡れていたから、トラクションも弱いだろうと感じていた。それでも、(小林)可夢偉選手の後ろで走ることができたんだ。

だけど、このままでは勝てないと思って早めのピット戦略を採ることにしたら、アンドレ(ロッテラー)と同じタイミングになった。タイヤ交換の作戦に違いがあったけど、タイミングよく彼らの前でコースに戻ることができた。コースに戻ってからは、自分のペースを守りポジションをキープすることに専念したよ。

レース終盤は、燃料が最後までもつかどうか少し不安だったから、アンドレとの距離を確認しながらペースを意識的に落とし燃費走行に切り替えたんだ。

今季の残り3戦は、毎戦頑張らないといけないと思う。ボクたちはどのレースでも勝っていきたいけど、最低でもポイントは獲得したいね。

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