2010年F1開幕戦バーレーンGPが開催された後、今季導入された新ルールの影響で、レースは追い抜きが見られず、退屈なものになってしまったとの意見が相次いでいる。

 今季はレース中の給油が廃止され、理論上1ストップが最適な戦略となり、タイヤを労わり燃費を考えた走りが強いられることになった結果、アグレッシブなアクションが見られなくなった。もしタイヤを傷めてしまってレース終盤に臨時ピットインを行う羽目になれば、上位フィニッシュは望めないからだ。また、新たな規則によりQ3に進出したドライバーはアタックを行ったタイヤでレースをスタートしなければならず、それもタイヤマネージメントを重視せざるをえない要因となっている。開幕戦を終えた時点で、F1関係者においてもファンにおいても、今季の規則変更はF1にレースの面白さを与えるものではなかったとの意見が多く見られている。

「今年は予選とスタートが大きなキーになる」とバーレーンで2位を獲得したフェリペ・マッサはAP通信に対してコメントしている。
「1コーナーを過ぎれば、ポジションはほとんど変わらないだろう」
 マッサのチームメイトでこのレースで勝利を飾ったフェルナンド・アロンソも、「給油がない状態では、オーバーテイクを期待するのは難しい」と認めている。
 また、チャンピオン、ジェンソン・バトンは何か大幅な変更がなされない限り、今年のF1にエンターテイメント性を多くは望めないだろうと述べている。
「オープニングラップがオーバーテイクの最大のチャンスだ」とバトンはBBCにコメントしている。
「(給油禁止は)レースの戦略の自由度を幾分減らしてしまうだろう。毎戦こんな風な走りになれば、あまりエキサイティングだとはいえないよね」

 一方、ベテラン、ミハエル・シューマッハーや4度のチャンピオン、アラン・プロスト、ジャック・ビルヌーブ、ゲルハルト・ベルガーなどは、新規則にポジティブな意見を表している。
「規則はいいと思うよ」とビルヌーブ。
「1回のレースでは何も分からない。皆がどうしたいかをはっきり判断する前に突然規則を変更したりするのは最悪だ」

「(バーレーン)は退屈なレースだった。でもこれは最初のレースだ。まだ判断するのは早い」とゲルハルト・ベルガー。
「私はうまくいくようになると思うがね」

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